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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080801/stt0808012020008-n3.htm
【内閣改造】脱小泉・安倍路線、福田改造内閣の評価は (3/3ページ)
2008.8.1 20:19
このニュースのトピックス:国会
■増税準備型内閣
元参院議員の平野貞夫さん「党四役が問題。麻生太郎氏はおっちょこちょいな所がある。保利耕輔氏は頑固で柔軟性に欠ける。笹川尭氏は調整能力がない。つまり、まとめ役がいない。党を精算するつもりなのか。与謝野馨経済財政担当相、伊吹文明財務相という配置は増税準備型であり、官僚依存型。注目すべきは公明。自民党は女性閣僚を期待していたが、斉藤鉄夫環境相となった。女性の入閣は支持者の人気が高いので離脱が難しくなる。公明は、何かあればすぐに政権離脱してニュートラルになれる格好となった」
■消費増税の覚悟決める
第一生命経済研究所主席エコノミスト・熊野英生氏「経済関係閣僚は、高成長を目指す“上げ潮派”ではなく、増税を意識した“財政再建派”といえ、消費税引き上げへの道筋を作る内閣となるだろう。福田康夫首相は、選挙の争点に消費税増税を掲げる覚悟を決めたとも読み取れる。
閣僚の顔ぶれをみると、派手ではないが実効性のある多彩な政策を展開できる陣容だ。直球、変化球織り交ぜた経済政策を提示してくるだろう。すぐに消費税引き上げの議論に踏み出さず、新しい成長戦略などを盛り込みながら、時間をかけて増税議論の熟成を図るものと思われる。
歳出圧力を押さえ込める党内の実力者が閣内に揃っており、バラマキに回帰することはないと思うが、一方で、厳しい歳出削減など、小泉政権時代の改革色からは相当後退するのではないかと思われる」