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http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001241909.shtml
未成年者のたばこ購入、コンビニで急増
未成年者の喫煙防止のため、たばこ自動販売機の成人識別ICカード「taspo(タスポ)」が運用開始されてから一カ月半。その間、東播地域で喫煙により補導された少年は、コンビニでたばこを購入した割合が急増していることが、県警少年育成課東播少年サポートセンターのまとめで分かった。(黒田耕司)
同センターが取り扱った六月一日から七月十日までの喫煙補導者は五十三人。それまでの毎月の平均約五十人と比べ減少傾向にあるという。
ただ、タスポ導入前は補導者のほぼ全員が自販機で購入したと答えていたのに対し、今回はコンビニで購入したと回答した少年が五十三人中三十二人と約六割を占めた。旧式の自販機で買ったのは五人。ほかに、買いだめをしていた七人▽知人からもらった四人-などだった。
県警少年育成課は「購入店舗など実態の把握は容易ではないが、補導した少年の多くがコンビニと答えるようになったのは確か」とするが、「コンビニ店独自の抑止は限界がある」と対策に悩まされている。
一方、全国のフランチャイズ企業が加盟する日本フランチャイズチェーン協会は、コンビニエンスストア・セーフティステーション活動を展開、業界全体でタスポ導入後の対策強化を呼びかけている。
コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンは「タスポ導入でコンビニに購入者が流れるという予測はあった。店内での告知に加え、未成年と思われる場合、毅然(きぜん)として年齢確認を求める方針」としている。
従業員には、未成年へのたばこ販売が未成年者喫煙禁止法違反になる可能性を含め、指導の徹底に努めているという。
(7/18 11:14)
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