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http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070401000790.html
長銀事件、18日に判決 最高裁、逆転無罪か
日本長期信用銀行(現新生銀行)の粉飾決算事件で、約3100億円の不良債権を隠したとして証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪などに問われた元頭取大野木克信被告(72)ら元幹部3人の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は4日までに、判決を18日に言い渡すことを決めた。
既に2審変更の際に必要な弁論が開かれており、3人を執行猶予付き有罪とした1、2審判決が見直され、逆転無罪となる可能性が出ている。
東京高裁判決によると、大野木被告らは、1998年3月期決算で不良債権が約5800億円だったのに、うち約3100億円を「回収可能」と不正に査定するなどした。
この不良債権査定の際に使った会計処理基準が適切だったかどうかが争われ、被告側は「使用した会計基準は当時、ほとんどの金融機関で使われており、査定に問題はない」と主張。検察側は「新たな基準が唯一公正なもので、被告らは従来の基準を使うことで不良債権が回収見込みがあるかのように偽った」と反論している。