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それでも、どこか違ってる気がする・・・
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/469.html
投稿者 ゆすらうめ 日時 2008 年 6 月 27 日 21:57:02: 7mIUmAgWYOxYs
(回答先: 多喜二が可哀そう−作家・77歳・澤地久枝さん(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 6 月 27 日 18:11:44)
もちろん、尊い献身であることを十分に認識して、言うのですが、
それでも、不遜ながら、どこか違和感を感じます。
>今は、ごく人間的な要求を掲げても、そのことで投獄されたり、
>殺されたりすることがないはずの社会に、私たちは生きている。
いや、それは、弾圧のテクノロジーが圧倒的に進歩したからでは
ありませんか。
そんな泥臭い手を使わなくても、自分で死ぬように仕向けたり、
自分で死んだように見せかけたり、メディアやネットでリンチして
社会的に抹殺したり、個人情報を押さえたり、いくらでも、口を
ふさぐ手があります。
もちろん、むき出しの暴力も、使うときはいくらでも使うでしょうが
その使い方も、世間の反応も、昔とは違います。
「高度成長期」を称揚して若者叩きをする老人(といっても、77歳
なら、小国民世代に過ぎないけど)などと同様に、自分たちの時代と、
世界の変化に対しての謙虚さに、どことなく、欠けているように見え
ました。
「もっと歴史を学びなさい」というなら「もっと現代を見なさい」と
ひと組で、ということにしていただきたい。
(すぐ)殺されないだけ感謝しろ、では、世代内運動にもできま
せんよ。