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MSN産経ニュースが次のように報道しています。
《宮城県警石巻署は14日、旅館の宿泊代を踏み倒したとして詐欺の疑いで、福島市本内中河原、映画監督、渡辺文樹容疑者(55)を逮捕した。「金は払ったはず」と容疑を否認しているという。
渡辺容疑者は平成2年、「島国根性」で日本映画監督協会新人奨励賞を受賞。天皇制を題材に、物議を醸した自主制作映画「腹腹時計」などでも知られる。
調べによると、渡辺容疑者は1月下旬、宮城県東松島市の旅館に女性と子ども1人を連れて宿泊し、宿泊代計7万数千円を支払わなかった疑い。
渡辺容疑者ら3人は3泊する予定で、3日目の夜9時すぎに外出した。後に「友人の家に泊まる」と旅館に電話、不審を感じた従業員が部屋を調べると荷物がなくなっていたという。
渡辺容疑者は本名で宿泊し、自宅の電話番号も伝えていたという。》http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080514/crm0805142023036-n1.htm
続報が下記のブログに詳しく書いてあります。
それによれば、パートナーの堀田さんが県民ホールはキャンセルし抗議声明を出したとのことです。
「この度、5月14日、石巻警察署により、映画監督渡辺文樹が逮捕されました。これは、公権力による表現の自由の弾圧だと我々は思っております。」
抗議文などの詳しい内容は、下記のブログで。
http://d.hatena.ne.jp/shimizu4310/20080521
さらに、下記のブログでは的確な分析がなされています。
http://blog.livedoor.jp/gandhara_eigasai/archives/51344442.html
・・・・・
シネマの舞台裏5/28より
監督自身は「金は払ったはず」と言ってるとのこと、一方の旅館側は貰ってないという。
領収書でも持っていればそれがはっきりするんだろうけど、それを示せないところからは、どっちかいうと監督側の勘違いの可能性の方がやや高いかな?という気はするものの(とはいえ本人の口からは何も聞けないので、これも本当は領収書などある可能性もなくはない)、名前や電話番号はキチンと伝えてるし、「友人の家に泊まる」と、わざわざ旅館に電話していることからしても到底悪意によるものとは考えられないこと!
この程度のことで逮捕され、何日も拘留され続けるというのは常識ではあり得ないことであり、たとえば元検事の三井環氏が検察の不正をテレビ局に暴露しようとした前日に比較的軽微な罪で逮捕されたことや、植草氏が小泉・竹中政治の失敗や、某銀行に膨大な税金を投入した後外資に二束三文で売り渡してしまったことなどを暴露する本を出版する直前に、身に覚えのない罪をでっちあげられ逮捕・長期拘留されたことなどと同じく、口封じ目的の国策逮捕以外に考えられない!
(なおついでに言っておくと、ほとんどの政治家らは大なり小なりやましい点を持っていて、そういったことをCIAが全て調べてネタを常に握っており、何かあったらそれを表ざたにするというのが一般的なパターンですが、植草氏の場合そういったやましいところがほとんどない潔白人間だったため、無理やり犯罪をでっちあげられてしまったわけで、そういう意味からすると多少何か悪い面を持っていた方がこういう国策逮捕される場合にはいいかも??w)
ちなみに、御巣鷹山というのは、うちのブログでも過去何度も取り上げてきた「御巣鷹山日航ジャンボ機事件」(右サイドバーのタグ一覧にある「御巣鷹山日航ジャンボ機事件」あたり参照)に関する同監督の映画作品の題名で、私は見てないけど、「日航機は実は自衛隊機に撃墜された!」という内容のようです。
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=738