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http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/saga/20080617-OYS1T00263.htm
衆院佐賀3区で自民公認決着、野党は冷ややか
公認問題決着を受け、記者会見する広津素子衆院議員(左。右は酒井幸盛3区幹事長) 次期衆院選佐賀3区の自民党公認問題で、党本部の裁定によって保利耕輔・元文相が公認予定者と決まった16日、保利氏の陣営は安堵(あんど)の表情を見せ、引退も辞さない意向を示した広津素子衆院議員の陣営は、苦渋の色が隠せなかった。野党は冷ややかに受け止めた。
保利氏の復党などを支援してきた後援会組織「一誠会」代表世話人の熊本大成(ひろなり)・唐津市議会議長は「これまで自民党の看板を使って集会をしようにも、別に3区支部長がいて動きにくかった。そんなもどかしい部分が解消される」と歓迎。党地域支部の幹部を早急に集め、選挙のための組織づくりを進めたいとした。
これに対し、党の規約通り3区支部長が公認候補となるべき、と一貫して主張してきた3区支部幹事長の酒井幸盛・唐津市議は「3区に二つの支部があり、保利さんのところに党員の大半を持っていかれ、3区支部長として働けないような体制を作った」と県連を批判し、悔しさをにじませた。
一方、共産党県委員会の平林正勝委員長は「県民の目線で見れば、自民党内のルールは何もないのではないか」と批判。同党は3区に瀬戸雄也・党県常任委員を擁立しており、「新旧交代を強調し、若い力で戦っていく」と述べた。
社民党から3区に立候補する柳瀬映二・党県連合幹事長は「相手が誰に決まろうと、住民の声を国政に伝えるために一生懸命頑張るだけ」と述べた。
柳瀬氏を推薦する民主党の原康彦・県連幹事長は「自民党が早期決着を図ったのは、ごたごたが長引けば選挙で不利になるという危機感の表れ」と分析。保利氏が公認されることについて、「前回の郵政選挙は何だったのか。県民も理解できないはず」と指摘した。
(2008年6月17日 読売新聞)