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【詳報・永田町の恋】（上）「まずはご冥福を…」丸川珠代＆大塚拓会見
6月16日19時22分配信 産経新聞
結婚式を無事済ませ、ウエディング姿で結婚報告会。結婚指輪を揃って披露した丸川珠代と、左は新郎の大塚拓衆議院議員
自民党の丸川珠代参院議員と大塚拓衆院議員は結婚披露宴を前に、１６日午後、会場となる東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で記者会見した。詳報は以下の通り。
−−ひとこと、代議士の方から
大塚氏 報告させていただきます。本日、私、衆院議員、大塚拓と参院議員、丸川珠代は昼過ぎに無事に明治神宮にて結婚式を行いまして、無事、結婚したことをご報告させていただきます。なお、この場をお借りしまして、このたびの岩手・宮城の地震に関しましてお亡くなりになられた方々のご冥福（めいふく）を心よりお祈りするとともに、被害に遭われた方々の１日も早い平穏な生活への回復をお祈りさせていただきたいと思っています。私どもこれから２人で力を合わせてしっかりと温かい家庭を築いて、また、仕事も２人でともに支え合いながらやっていければな、日本の未来をしっかり明るいものにしていくことができればな、このように思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
−−おめでとうございます。今日、この時を迎えられてのお気持ちを
大塚氏 まあ、何だかドタバタしながら準備をしてきましたけど、結婚式の日というのは来るもんなんだなという感じで。やっと今日、式が終わるくらいから実感がわいてきたという感じですね。
−−大塚さん、どうですか丸川さんの花嫁姿は
大塚氏 きれい。
丸川氏 恥ずかしい。
−−今、丸川さん、恥ずかしいとおっしゃっいましたが
丸川氏 あの、あんまり改めてこういうことを言われたことがないので、とても恥ずかしいです。
−−今日、この日を迎えられたことについてはどうですか？
丸川氏 あの、本当に多くの方にご協力をいただいて支えていただいて、やっぱり仲間とかスタッフの方というのは大事だなと思いました。
−−お互いに結婚の決め手になったのはどういうことでしたか
大塚氏 最初のころは、選挙の応援に入ったのが出会いで、あまり最初のころは意識していなかったんですけどね。どこかのタイミング、そう自衛隊の（補給艦）「ときわ」の帰還式がありまして、そのときにたまたま帰還式が終わった後にお昼ご飯を他の代議士と一緒に食べたんですけれども、そこで話しまして、まあ、最初は女子アナ出身でと思ってたんですけれども、全く印象が変わりましてね。とても優しい、心の暖かい、人の気持ちの分かる人だなと思いまして、この人だったら一緒にやっていけると。
−−その時点でそう思われたのか
大塚氏 ほとんど思っていたかもしれませんね。
−−丸川さんも同じ時期に好意を持たれたのですか
丸川氏 そうですね。部会なんかでの発言を聞いていて、本当に論点の見極めがとても的確で、頭の回転のいい人だなと。なおかつ、普段はたぶん恥ずかしがり屋であまり優しく人に接しないんですけれども、とっても、いざというときには人を助ける、人のために動くという気持ちのある人だと。
−−招待者を含め、人選などは大変だったと思いますが、お２人で時間を取って…
大塚氏 そうですね。
丸川氏 （大塚氏の発言を遮るようにして）一番忙しかったのはたぶん、その前に質問が２週連続であったことだと思います。委員会の質問が２週連続であったので、その準備の方で頭がいっぱいになってしまいまして。
大塚氏 そもそも結婚式の準備を始めたのが４月に入ってからで、時間がない中で仕事とやりくりをしながらも、先週、先々週はずっと徹夜のような感じでね。
−−スピード婚だったと思いますが、そんなに早く結婚したかった、式を挙げたかったということでしょうか
大塚氏 いろいろと政治日程なども考えましてね。できるときにしておかないとどうなるか分からないなって。６月と決めて。
−−６月に決めたのはジューン・ブライドということですか。丸川さんのリクエストで
大塚氏 そういうわけではないね。
丸川氏 最初はお友達がいる場所で、いつ結婚するのかと冗談交じりで聞かれたときに、大塚先生が何気なく「６月かな」と言ったんです。本当に何気なく口にしましたね。
大塚氏 ３月か４月か、それくらいですね。
−−２、３カ月後がいいということで？
大塚氏 そうですね。そのままホテルの式場の予約をしてしまいまして。
−−結婚をリードしてきたのは大塚先生ということになりますか？
大塚氏 どうでしょう。
−−仲人さんが経済界の重鎮、奥田さんということですが、どういう経緯で頼まれたのでしょうか
大塚氏 結婚するときに媒酌人をどうするのかということを周りにもいろいろと聞かれたのですが、媒酌人を立てるかなと思ったときに、一番、最初に頭に浮かんだのが奥田さんですね。奥田さんは経営者としての、ただの金もうけのための経営ではなくて、例えば武士道の精神、経営の倫理みたいなものを説いておられて、大変、尊敬しておる、日本のトップリーダーなわけで、奥田さんにやっていただけたらこんなにいいことはないと思って、お願いをしたところ快諾をいただきました。
−−間に小泉さんが入っておられるという話もありますが
大塚氏 いえいえ。そういうことはありません。
−−それは大塚さんと丸川さんのお２人から？
丸川氏 夢を描いて、体当たりをしたら成功したという感じです。まるっきり、最初は先生は何をむちゃなことを言うんだろうと。「むちゃですよ」と申し上げたんですけど。
大塚氏 まあね、それもね、色々な経緯があって結局、お願いできたんです。
−−招待客についてですが、誰を呼ぶとかの話し合いはできたのですか
大塚氏 まず、一般的に政治家の場合はギリギリまで予定が決まらない、多忙ですのでそういうことがございますので、職場の同僚同士が政治家ということになるとなかなか出欠の確認だけでもギリギリになってしまうんですね。そこから席順を考えたりしますから、それが先週の後半の夜、寝られなかった原因の１つなんです。
−−自民党都連の中でお２人にゆかりのあるというか、因縁があるというと言い方があれですが、保坂三蔵さんと佐藤ゆかりさんに招待状が都連で２人だけ来なかったという報道がありますが
大塚氏 そういうことはあまり申し上げないことにしています。
−−お２人だけに送らなかった…
大塚氏 招待状を出したか出さなかったかは申し上げない。
−−吟味になってお決めになったことだと
大塚氏 そうですね。やっぱり色々な立場もありますが、個人的に親しくさせていただいている方、お世話になっている方を中心にお呼びをさせていただきました。
−−国会会期が延長になってしまいましたが、悩まれたりしましたか
大塚氏 会期はね、だいたい延長すると翌日は何もないんですよ。会期延長は十分にあり得ると思っておりましたからね、それも踏まえてこの日だったら大丈夫かなということで１６日にしました。
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最終更新:6月16日19時50分
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