★阿修羅♪ > 昼休み11 > 437.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
北畑経産次官はカンカン!ハゲタカは日本にいらない
たまにはマトモなことを言うらしい。北畑経産次官のことだ。
9日の会見で、原油高の継続を予想するリポートを出した米投資銀行のゴールドマン・サックスや
モルガン・スタンレーを名指しし、「片方で投資をしておいて、(自分たちの取引に)有利な情報を流す。
怒りに近いものを感じる」とコキ下ろしたのだ。
北畑次官には、「デイトレーダーはバカ」とか、「命を懸けて外資から鉄を守る」とか、ピンボケ発言を
連発して投資家をドン引きさせた“前科”がある。市場関係者からは貧乏神のように嫌われているが、今回の発言は真っ当だ。
ゴールドマンとモルガンは先週末から今週にかけて、原油価格は1バレル=150ドルに達すると予想した。
ゴールドマンは夏季、モルガンは7月と到達時期を見通すが、130ドルを超えたタイミングで「まだまだ上がる」と煽ったのだ。
これが原油高騰の元凶とみられている。
「多くの投資家は130ドルが天井と見て空売りをかけていた。ところが、150ドルを予想するリポートが相次いで発表され、
値上がりが止まらなくなった。そのため、空売りしていた連中が慌てて買い戻しに入り、これがまた買いを呼ぶ悪循環になった。
値上がりを煽ったゴールドマンやモルガンはニンマリでしょう」(市場関係者)
こうした投資マネーの元をたどれば、日本の生損保や金融機関のカネである。それが公定歩合に0.5%とか
上乗せした金利で外資系の投資銀行やヘッジファンドに貸し出され、原油市場に投下され、原油高を招いている。
われわれ日本人は、自分たちのカネで自分たちの生活を苦しくしているわけだ。
この流れを断ち切るには、政策金利を引き上げるか、ハゲタカ連中を締め出すしかない。
どうせなら、怒りに任せて大ナタを振るったらどうか、次官ドノ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000007-gen-ent