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後期高齢者医療:122議会「廃止」「凍結」
後期高齢者医療制度について、福島、岩手の両県議会と岐阜県大垣市など120市町村の地方議会が昨年1月以降、
制度の廃止や中止、凍結を求める意見書を可決していたことが分かった。見直しや改善を含めると、採択した地方議会
は12県議会を含む約400議会になり、1800余りの全自治体の2割強に上る。75歳以上の区分けや独自の診療報酬
体系など制度設計そのものへの反発が強い。政府・与党が進める運用改善策にも影響しそうだ。
今年3月に「廃止」の意見書を可決した大垣市議会は、新制度により、保険料滞納の場合、75歳以上でも保険証を取
り上げられる点について「生存権を脅かす」と批判している。高橋滋議長は「75歳以上を別にする仕組み自体が、戦後
を支えてきた高齢者には過酷。議会として廃止しかないと判断した」と話す。「凍結」を可決した広島県尾道市議会の
井上文伸議長は「窓口負担の増額など地方の高齢者が病院に行きづらくなる中、この制度がだめ押しになりかねない。
小手先の手直しでは改善できない」としている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080612k0000e010073000c.html