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地球環境を守るため、生活レベルをいつ頃まで戻せますか?
6月9日15時55分配信 Business Media 誠
生活レベルはどこまで過去に戻せる?(出典:シチズンホールディングス)
環境を守るためには、生活レベルを昔に戻すことが効果的ともいわれている。しかし一度便利さに慣れてしまうと、なかなかそれ以前には戻れないもの。いつ頃までなら戻すことに耐えられるのだろうか。シチズンホールディングスの調査によると、全体平均は1987年(昭和62年)で、昭和の終わりまでなら戻せる、ということが分かった。男女別で見ると、女性は「1990年」までなら戻せる、が最も多く37.0%、男性は「2000年」で36.0%と、「女性の方がエコロジー意識が高いといえそうだ」(シチズンホールディングス)
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ちなみに1987年といえば、国鉄が114年の歴史に幕を閉じJRグループが発足したほか、上場したNTT株に買いが殺到したため、初値が付かなかった。また株式や土地の値上がりを期待して、企業や個人が投資に過熱したバブル期(1986年12月〜1991年5月)でもあり、日本の国民1人当たりのGNPが米国を抜いた。通学や通勤前にシャンプーをする「朝シャン」という言葉が流行したほか、体の線を強調した服「ボディコン(ボディコンシャス)」などが話題になった。
インターネットによる調査で、全国のビジネスパーソン400人(男女200人ずつ)が回答した。調査期間は4月25日から4月26日まで。
●サマータイム賛成派は4人に3人
環境を守るために時間短縮すべきことを尋ねたところ、「ネオンやライトアップの点灯時間」が49.0%、「24時間営業店舗」(36.0%)「国会審議」(35.0%)「役所や会社の残業時間」(28.8%)。温暖化防止のために試合時間の短縮に取り組んでいる「プロ野球の試合」については、わずか8.5%だった。
環境のために短縮したい仕事時間を聞いたところ、「残業」「PCの使用」「冷暖房」「オフィス照明」が各1時間くらい短縮したいという結果となった。また環境のために短縮可能な生活時間は「部屋照明」「冷暖房」「テレビ」「PC」が多く、いずれも1時間ほど短縮ができるとした。一方で、短縮できないという人が多かったのは「ドライブ」「携帯」「入浴」「調理」などが目立った。
毎年3月の最終日に時計の針を1時間進め、10月の最終日曜日に元に戻すことで時計を調整するサマータイム。日の長い夏の時間を活用することで、エネルギーの消費を抑えることができるとされるサマータイムの導入について、75.0%は「賛成」と回答した。同社が1995年に実施した調査では、サマータイムの導入に賛成した人は56.5%だったことから、13年間で20ポイント近く賛成派が増えた。
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