★阿修羅♪ > 昼休み10 > 542.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/139171/
福田“問責無視”の皮算用…不人気すぎて解散できず
配信元:
04/20 17:14更新
このニュースに関連した操作メニュー操作メニューをスキップして本文へ移動する
ブログを書くトラックバックする印刷する このニュースの関連情報リンクと記事本文関連情報リンクをスキップして本文へ移動する
関連情報リンク記事の関連:
ブログ(30)
記事本文 福田康夫首相は、民主党が検討している首相問責決議案が参院で可決されても「無視」して内閣総辞職や衆院解散をしない方針を固めたもようだ。支持率が危険水域の20%台に低迷し、解散権が封じられている中、外交や内閣改造で政権浮揚を図る構えだが、皮算用通りいくのか。
民主党は、与党がガソリンの再値上げにつながる「暫定税率の復活」を再議決した場合、問責決議案を可決させて福田首相を参院から締め出し、内閣総辞職や解散に追い込むシナリオを描く。
だが、自民党内では「問責に法的拘束力はない。無視すればいい」という空気が強まっている。幹部は「内閣支持率が落ちても首相は内閣総辞職や解散をするつもりはない」と、問責決議案が可決された場合も衆院で内閣信任決議案を可決する案も出ている。
背景には、「首相は不人気すぎて解散ができない」(中堅)という事情がある。支持率は続落する一方で、上がる兆しはない。
また、福田首相は5月か6月、7月の北海道洞爺湖サミット後にも大幅な内閣改造を行うことも検討しているとされる。永田町事情通は「首相の望みは(1)父の赳夫元首相ができなかったサミットの議長を務める(2)安倍晋三前首相より長く首相をやってプライドを満たす−のふたつだけ。この2つを実現するため、人心一新で政権浮揚を図ることは考えられる」と解説する。
一方、「問責無視」には民主党も揺れている。無視された場合、同党は国会審議の拒否しかなくなり、政治の停滞に対する世論の批判が同党に集まることも予想されるからだ。小泉純一郎元首相も「問責を出せば国民から(民主党が)問責を食らう」と牽制する。
18日夕、民主党は幹部会で、問責決議案を提出すべきかどうかを協議した。小沢一郎代表は「党のみんなが持ちこたえられるかどうかだ」と覚悟をただした。菅直人代表代行は「国民の3分の2が反対する暫定税率を衆院が強引に通せば、解散を求めるのは当然だ」と述べた。
だが、民主党内には「審議拒否するにしても6月15日の会期末までは長すぎる。理解が得られるのか」と慎重論も浮上し、結論は出ていない。4月27日に投開票される衆院山口2区補選の結果次第では慎重論が拡大する可能性もあり、「問責」をめぐる駆け引きはまだまだ続きそうだ。
記事の全文を表示する(JavaScriptが有効、CSSが有効な時のみ使用可能です。)