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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200804200250.html
民主やや先行、自民猛追 衆院山口2区補選 '08/4/20
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福田政権発足後、初の国政選挙となる衆院山口2区補欠選挙で共同通信社は十九、二十両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。自民、民主両党の一騎打ちは、民主党前職で社民党推薦の平岡秀夫ひらおか・ひでお氏(54)がやや先行、自民党新人で公明党推薦の元内閣審議官山本繁太郎やまもと・しげたろう氏(59)が激しく追い上げる展開となっている。
ただ有権者の20%以上がまだ誰に投票するか決めておらず、二十七日の投票日に向け、この層の動向が勝敗に大きく影響しそうだ。
主な争点をめぐる有権者の反応を見ると、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)には78・0%が「見直す必要がある」と回答。「見直す必要はない」は16・6%にとどまった。
政府、与党が目指している揮発油税の暫定税率復活については「反対」が56・9%で「賛成」の26・6%を大きく上回った。
選挙区に含まれる岩国市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転は「反対」51・1%、「賛成」25・2%。いずれの争点に関しても、与党に対する有権者の厳しい見方が示された。
支持政党別では平岡氏は民主党、山本氏は自民党の支持層をそれぞれほぼ固めた。だが無党派層では平岡氏が山本氏を引き離している。
年代別では三十代で平岡氏、七十歳以上で山本氏の支持が目立った。