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http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008041501000278.html
自民、民主が総力戦 福田政権初の国政選挙
福田政権発足後初の国政選挙となる衆院山口2区補欠選挙が15日、告示された。自民、民主両党の一騎打ち。衆参両院で第1党が異なる「ねじれ国会」の現状が問われる選挙で、両党とも「総力戦」で臨む。
選挙結果は揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案の行方を左右。次期衆院選をにらみ、福田康夫首相と小沢一郎民主党代表の求心力に影響するのは必至だ。投票は27日で即日開票される。
立候補を届けたのは、自民党新人で公明党推薦の元内閣審議官山本繁太郎氏(59)と、前回衆院選の比例中国ブロックで当選した民主党の前衆院議員で社民党推薦の平岡秀夫氏(54)。
税制改正法案の衆院再議決の構えを見せる政府、与党は補選で勝利することで「国民の同意」を取り付け、日銀人事問題などで混迷した国会運営の主導権を取り戻したい考え。
民主党も小選挙区の議席奪取で暫定税率の復活を阻止するとともに、後半国会に向け、与党への攻勢を強める戦略だ。
2008/04/15 11:18 【共同通信】