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http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20080408-345595.html
小泉氏が古賀氏が…「解散近し」
小泉純一郎元首相(66)と自民党の古賀誠選挙対策委員長(67)が7日、横浜市で開かれた同党神奈川県連のパーティーであいさつした際、「衆院解散近し」に言及した。
小泉氏は、冒頭いきなり「(県連の)体制を見ていると、そろそろ大事な“何とか風”が吹き出したなあと思う」と指摘し、解散風をにおわせた。「前回(05年総選挙)のように圧勝する選挙はそうそうない。次は難しいね」「世の中、強い者が生き残るとは限らない。変化の風にいかに対応するかだ」と、はっぱをかけた。古賀氏も「私は、年内の解散はないと言い続けてきたが、いつ選挙があってもいい備えを(パーティーで)していただいた。今後は『年内はない』とは言わず『もう危ない』と言わせていただく」と述べた。
2人は先月11日に会談し、衆院解散の時期について「来年のサミット後」とし、09年の任期満了時の総選挙で一致。党内も、衆院で3分の2を超える与党勢力を早期の総選挙でみすみす失う必要はないとして、早期解散は否定的な見方が有力だった。しかし、福田康夫首相(71)の求心力が急速に低下、政権の行方も不安定になっており、2人の発言は党内に緊張感をもって受け止められそうだ。
一方の福田首相は、内閣支持率が“危険水域”の30%を下回っていることを、参院予算委員会で指摘され「数字は謙虚に受け止めている」と述べた。年金記録不備問題についても「3月末に全面解決するような誤解を与える説明があった。国民に過分な期待を持たせた」と謝罪するなど、弱気な様子をみせた。
[2008年4月8日9時4分 紙面から]