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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000062-mai-pol
<民主党>国民新党と日銀・道路ですきま風 関係維持に懸命
3月20日20時32分配信 毎日新聞
民主党が参院で統一会派を組む国民新党との間ですきま風が吹いている。日銀総裁人事では、総裁候補の田波耕治国際協力銀行総裁を不同意にした民主党に対し、国民新党は同意した。道路特定財源問題でも民主党と国民新党では主張が真っ向から対立する。一方で、次期衆院選では選挙協力を進めているため、民主党は国民新党が訴える原油高対策法案の共同提出を検討するなど、関係維持に懸命になっている。
「中央銀行総裁が空席では世界中から物笑いになる。日銀総裁を政争の具にしてはいけない」。19日、国民新党の綿貫民輔代表は、総裁候補を2回続けて不同意にした民主党の対応を暗に批判した。
日銀総裁人事で混迷を深める福田政権に対し、民主党は、年度末に道路特定財源の暫定税率期限切れでさらに追い込み、衆院解散・総選挙につなげる「4月決戦」を描く。ところが国民新党の政策は「道路特定財源維持」「暫定税率堅持」だ。次期衆院選で民主党は4小選挙区で国民新党の公認候補を推薦し、国民新党も15小選挙区で民主党の公認候補を推薦している。それだけに両党間には困惑も広がる。
暫定税率撤廃でガソリン値下げを主張する民主党に対し、国民新党はガソリンの値上がり分を公費で補てんする原油高対策を打ち出している。民主党は対策面では国民新党との協力も可能と判断。鳩山由紀夫幹事長は19日、月内にも国民新党の対策を反映した法案を参院に共同提出するよう指示した。国民新党は単独では法案が提出できないため、共同提出で同党をつなぎとめる狙いがある。【佐藤丈一】
最終更新:3月20日20時32分