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2月24日12時51分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000002-cnn-int
ワシントン(CNN) 米上院外交委員会のメンバーである共和党のリチャード・ルーガー上院議員は23日、米国が長年実施してきたキューバに対する経済制裁を見直す時期だとの報告書草案を発表した。
報告書草案は21ページで、同委員会の共和党メンバーが取りまとめた。ルーガー議員は報告書に添付した書簡で、「(経済制裁開始から)47年が経過したが、一方的禁輸措置は『キューバ国民に民主主義をもたらす』という目的を達成していない。現在の米政策については大勢の熱心な擁護者がおり、カストロ政権へ批判は正当だ。それでもなお、現行政策の効果がない点を認め、米国の国益を強化する方法でキューバ政権に対応するべきだ」と述べた。
米国の対キューバ経済制裁は1962年、社会主義政権を樹立したカストロ国家評議会議長(当時)と弟ラウル・カストロ副首相(現議長)に圧力をかける手段として導入された。国連総会は昨年10月、米国に対キューバ禁輸措置の解除を促す決議を採択。キューバのペレス外相はこれを歓迎し、「時代遅れで厳しい政策を転換する必要性を次期米大統領に伝える、明確かつ直接的なメッセージ」とコメントした。
オバマ大統領は選挙戦当時、米国と国交がないキューバなどの指導者らとの対話に積極姿勢を示した。カストロ前議長もオバマ氏の当選から1カ月後、米国の新政権指導者との会談を検討する意向を表明したが、「アメとムチ」式の外交政策はキューバに通用しないなどと警告した。