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1月29日15時12分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000005-cnn-int
(CNN) アフリカ大陸東方沖の島国マダガスカルで、反政府派の抗議活動が暴動に発展、国際赤十字によると少なくとも34人が死亡した。暴動は28日までに鎮静化したが、野党の指導者がゼネストや新たなデモ活動を呼び掛けており、予断を許さない状況となっている。
暴動は、首都アンタナナリボのラジョエリナ市長が所有するラジオ局が政府から閉鎖されたことを受け、反政府派のグループが26日朝に国営テレビ局とラジオ局を占拠したことが発端となって発生、抗議グループが暴徒化した。
現政権のラベロマナナ大統領は、ラジョエリナ市長が保有するテレビ局が数週間前に、国外退去中のラツィラカ前大統領とのインタビューを放映したことを理由に、ラジョエリナ市長のラジオ局を閉鎖した。
ラベロマナナ大統領はラツィラカ前大統領と対立しており、2002年の大統領選では両氏の決選投票となったが、ラベロマナナ大統領が一方的に勝利宣言を出したが、双方が独自の内閣を発足させて2つの政府が併存する異常事態に陥っていた。
26日から続いた暴動は鎮静化したものの、ラジョエリナ市長が2日間のゼネストと、31日のデモ実施を呼び掛けている。
一方で、駐マダガスカル米大使らが双方に対話を求め、大統領ならびに市長も交渉の場につく姿勢を見せている。