★阿修羅♪ > 国際3 > 513.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
1月2日14時45分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090102-00000004-cnn-int
(CNN) 中国の国営・新華社通信は2日までに、ベトナムとの間で長年の懸案事項となっていた陸上国境画定交渉が決着したと報じた。ハノイで昨年12月28─31日実施された協議で合意したとしている。
これが事実なら、1979年には中越戦争の一因ともなった陸上国境問題が全面解決したとも受け止められる。今回の合意の具体的内容は不明だが、新華社は、協定締結の式典や国境標識の設置などが今後予定されている、と伝えた。
両国は2000年、トンキン湾(中国名・北部湾)の領海画定に関する協定を結び、05年には同湾での天然ガス・石油の共同探査でも合意した。ただ、両国が領有権を共に主張する南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島問題は依然、未解決となっている。
中越の国境画定問題は1999年、ベトナム共産党書記長が訪中し、翌年中の終結を確認。99年12月に中国首相が訪越して陸上国境画定に合意していた。新華社が発表した今回の合意は99年の取り決めで取り残されていた問題点で調整が付いたことを意味する。