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「ヨーロッパのユダヤ人問題」と題して、ニューズウイーク2月15日号に
ヨーロッパにおける反ユダヤ感情の増大についての記事を掲載している。
http://www.newsweek.com/id/172618
あらすじを書くと、
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ある世論調査(pewによる)の結果、ユダヤ人に対して、好意的でない感情を持っている人は、
ドイツで、2004年の20パーセントから25パーセント、最大のユダヤ人人口を誇る、フランスにおいて、11パーセントから20パーセント、スペインにおいて、21から50パーセントと増大している。イギリスにおいては9パーセントと変わらずだが、北ロンドンのユダヤ人学校の学校帰りの生徒がバスでアタックを受け、(現在)その両親たちは自分たちでバス運行させているらしい。(つまりフレンドリーな雰囲気でない)
イギリスにおける、すでに議会に一議席を持っている急成長をする極右政党の記述とつづき、
ユダヤ人がほとんどいないスペインについての増大の理由として、
北アフリカからの移民労働者の大量流入、スペインのリベラル左派系インテリの反イスラエルの言動とメディアエリートの結びつきを列挙
東に目を向け、反ユダヤ主義を隠すことをしなかった、オーストリアのハイダーのこと、ハンガリー、ブルガリアー、ルーマニア、ポーランドの(拡大)傾向と続き、
。。。。。。。
終わりの節に、
仕事が減り、福祉が縮小する中、「アウトサイダー」を攻撃する政治は増大するばかりである。
紆余曲折を経て、国境を取っ払い、「寛容」の法律化を試みをしようとしているヨーロッパ政治は、(その政治を)促進するどころか、(その政治を)守ることすら難しくなっている。
アメリカが、非白人の初の大統領と新しい政治への希望をを祝福する一方で、ヨーロッパでは、その過去の再訪問が始まりつつあるのかもしれない。
と結んでいる、以上あらすじ終了
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(カッコ内)は私の注
私のコメント、
今昔東西、不景気、失業の増大と、反ユダヤ、極右勢力の伸張は、相関関係がある。
スペインにおける急増は、1997年のホローコースト否定を言論の自由を建前とする、懲役2年からの無罰則化、北アフリカ人の移入、つまりムスレム系人口の増加が考えられる。
東欧における増大は、今まで共産主義支配によって抑えられていた、反ユダヤ感情が噴出したこと、相変わらずの西欧との格差へのフラストレーションのはけ口が反ユダヤにドライブをかけていると思う。
無責任な羊頭狗肉の記事掲載は慎みたい。