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訪米のメドベージェフ氏、一転オバマ氏に期待表明【朝日】
http://www.asahi.com/international/update/1116/TKY200811160153.html
2008年11月16日20時25分
【ワシントン=梅原季哉】ロシアのメドベージェフ大統領は15日、金融サミット出席のため訪れたワシントンの外交問題評議会で講演し、米ロ関係について「相互の信頼の念に欠けてきたが、我々は米国の新しい政権の誕生に期待している」と述べ、オバマ次期米政権との間での関係改善に期待感を表明した。
メドベージェフ氏は「我々は対話の窓口を開いている。我々の側から先んじて報復的措置に出たりはしない。ロシアに反米感情はない」と融和姿勢を強調した。
今月5日の年次教書演説で、オバマ氏の当選に合わせたように、米国のミサイル防衛(MD)網の欧州配備に対抗するミサイルをロシア西部に配備する方針を表明したことや、その時期について問われると「脅しと思ったのかもしれないが、演説草稿が気に入らずに2度も日時を変更した後のことだった。気を悪くしないでいただきたいが、ほかにどんな大事なことがある日なのかは念頭になかった」と、偶然だと説明した。
欧州の新たな安全保障条約締結を提唱したのに対し、聴衆から「NATO(北大西洋条約機構)に加盟しては」という質問が出ると「ある時点では機会があったが、NATOはそうしなかった」と否定的な見方を示した。ただ「『絶対にない』とは決して言わない」と、ここでも前向きな姿勢を演出してみせた。