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今ドイツでマルクスが再評価され、マルクスの著作が飛ぶような売れ行き【シュテルン誌/しんぶん赤旗】
http://www.asyura2.com/08/kokusai3/msg/262.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 10 月 10 日 14:12:40: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10149670150.html から転載。

2008-10-10 13:40:34
gataro-cloneの投稿

今ドイツでマルクスが再評価され、マルクスの著作が飛ぶような売れ行き【シュテルン誌/しんぶん赤旗】
テーマ:共産党/共産主義


今年になって日本では小林多喜二の「蟹工船」が外国紙にも紹介されるほどのブームとなっている(日本の経済不安がプロレタリア小説「蟹工船」をベストセラーの座に押し上げる【ロイター通信】、 蟹工船:「ワーキング・プア」問題がベストセラーを生む【シンガポール英字紙】、 「蟹工船」ブームを紹介=失われた労働者保護に不満−英紙(=インディペンデント紙)【時事通信】など)。小泉「構造改革」による「新自由主義」が猛威をふるい、ワーキング・プアが社会問題化するなか、小説中で描かれた蟹工船労働者の姿と現代の若者との間に何か共通するものが見い出されるようになったからだろう。

「左翼」が再評価されるこうした現象は何も日本だけのものではない。さきほどドイツのブランデンブルグ州で行なわれた一斉地方選では、貧困層の救済やアフガニスタンからのドイツ軍撤退を訴える左翼党が、国政与党と肩を並べる25%の得票を獲得し、大きく議席を伸ばした。また同時に行われたメクレンブルク・フォアポンメルン州の州都シュウェリン市の市長選では、州都の市長としては全国で初めて同党の党員(アンゲリカ・グラムコウ氏)が当選した。

マルクスが描き出した資本主義の諸矛盾は今や、新自由主義の猛威によって、極めてわかりやすい形で人々の目に映るようになっている。

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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-10-10/2008101006_01_0.html

“マルクス復興”に注目/ドイツ有力週刊誌が連載/“彼の本が飛ぶように売れている”/“過去の人から同時代の人に”/若い人が探究(しんぶん赤旗)


 ドイツの週刊誌『シュテルン』(電子版)が、八月末から、「左翼の新しい生命感」という連載を掲載し、マルクスにたいする関心が若い人々の間で高まっていることに注目しています。マルクスの理論は「ルネサンス(復興)を迎えている」と書いています。同誌は、『シュピーゲル』とならぶドイツの有力誌です。

 「マルクス、ポップコーン、少ないストレス」と題された連載第二回は、「カール・マルクスが戻ってきた。彼の本がとぶように売れている。ハンブルクでは学生たちがマルクスを上演することまでした。しかしこれは、共産主義がふたたび粋なものになったことを意味するのだろうか」と指摘。

 記事は、『資本論』の三巻本の売れ行きが昨年同時期の三倍になっていることや、ケルン出身のポップス歌手の歌う「資本主義の終りの歌」という歌がはやっていることなども紹介しています。

 連載第三回の見出しは、「マルクス主義者ではなかったマルクス」。記事は「いまやマルクスの諸理論がルネサンスを迎えている。とくに学術面で若い研究者のなかに、このトリーア出身のひげの男を探究する人がますます増えている」と指摘。約七十人の研究者がマルクス・エンゲルス全集編集・発行に参画し、「彼らは『確実なマルクス』を探究している」と紹介しています。

 マルクスは「金融市場の発展、自由貿易の最初の歩み、十九世紀中ごろにおこった最初の本格的な世界経済恐慌」を自ら体験し、その「すべてを精密に記述し分析した」とし、これらが、「マルクスを過去の人から、今も読むに値する同時代人にしている」とのべています。(小島良一)


 

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