★阿修羅♪ > 国際3 > 240.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
アメリカ副大統領候補、バイデン、ペイリンの討論が行われたが、
ペイリン過去三回のインタビューの失敗をリピートさせないための、牧場での「直前特訓講座」の効果のためか、大きな失敗はしなかったようだ。
しかし、だからこの討論は「ペイリン善戦」という意見には、首をひねってしまう。
世界の新聞論調をみると、ペイリン善戦、しかしバイデンの判定勝ちが大勢を占めているというところだろう。
マッケイン陣営、ペイリン指名で碁、将棋でいう劣勢局面打開の,「紛れにもちこんだ」が、ブームに火がついたとはいえない。
最新ギャロップ調査では、8パーセントのオバマのリードが4パーセントほどに縮小している。金融危機が背景にあるようで、マッケインが 金融危機にたいし、より良い対応をして数字を縮小させているわけではない。
AP では7ポイントほど、オバマがリードしている。
http://news.yahoo.com/s/ap/20081001/ap_on_el_pr/ap_poll_presidential_race
ペイリンは、自動車ショーで、新車の横で笑顔を振りまくお嬢さんと同じ役割になってしまうとの記事を読む。スモールトークは(威勢が)いいが、自動車(政治)について詳細を聞くのはお断り。
ニューズウイークの最新号のコラムに、彼女は、副大統領の仕事には適していない、と酷評されている。立候補を降りるようにアドバイスする保守派の論客さえいる。
いまやお荷物になってしまった感がある。
運悪く、金融危機という「応用問題」が発生してしまった。「経済」はマッケインの不得意科目なのだ。しかし、いまさら彼が、ウオール街の連中の強欲、腐敗を叫んでもこっけいだ。
放言辞任したマッケインの元経済アドバイザーは「フィル.グラム」という、今日の金融規制緩和の立法に参加した立役者、いわば金融危機の引き金を作った議員だ。
彼は、辞任後の今でも選挙活動に同行しているようだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080719/amr0807191136005-n1.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Phil_Gramm