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(回答先: ウクライナ情勢:親欧米連立政権崩壊 グルジア情勢にも影響 投稿者 妹之山商店街 日時 2008 年 9 月 05 日 13:12:50)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080904-OYT1T00121.htm
ウクライナ、連立政権崩壊の危機
【モスクワ=瀬口利一】インターファクス通信によると、ウクライナのユシチェンコ大統領与党「我がウクライナ・国民自衛」は2日夜、チモシェンコ首相率いる「チモシェンコ連合」との連立政権を解消することを決議した。
大統領は3日声明を出し、「チモシェンコ連合は野党と手を組んだ」と非難した。グルジア紛争でロシアとの対決姿勢を強める大統領が、露軍のグルジア侵攻を支持する野党勢力に急接近した首相に“不信任”を突きつけたものだ。大統領は、10月半ばまでに連立維持や組み替えができない場合、解散、総選挙に踏み切る方針だ。
大統領と首相の対立は、グルジア紛争への対応の食い違いで再燃した。北大西洋条約機構(NATO)加盟をめざすユシチェンコ大統領はグルジアのサアカシビリ政権支持を打ち出し、ロシアを非難。これに対し、チモシェンコ首相は紛争勃発(ぼっぱつ)後、「休暇」を理由に沈黙を続け、明確なロシア批判を控えた。首相は、2009年の次期大統領選でユシチェンコ氏の「強敵」とささやかれ、大統領周辺で「野党勢力と結託して政権転覆を狙っているのではないか」との疑心暗鬼が広がった。
議会最大勢力の親ロシア野党「地域党」は2日、グルジア紛争で「ユシチェンコ政権がグルジアに兵器を供与していた」として、「真相究明委員会」を設置。チモシェンコ連合が同日、大統領の承認なしに首相が閣僚を更迭できる法案を地域党の賛成を得て成立させ、大統領権限の縮小を狙ったことにユシチェンコ氏は危機感を強めていた。
チモシェンコ首相は、グルジア紛争での「沈黙」を批判され、「足並みの乱れはない」と説明してきたが、3日、「連立解消決定は、大統領の再選が目的」と対決姿勢に転じた。大統領と首相はこれまでも「親欧米」では一致しながら、国内の権力闘争では離反を繰り返してきた。
(2008年9月4日02時09分 読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/e20080904017.html
ウクライナ連立崩壊 対露姿勢一致せず
2008年9月4日(木)15:35
【モスクワ=佐藤貴生】ウクライナのユシチェンコ大統領は3日、議会で多数派の一角を占めていた「ティモシェンコ連合」が野党に事実上合流したとして非難、議会を解散し選挙を行う対抗措置を取ると警告した。これに先立つ2日の議会でティモシェンコ連合は、親露派の「地域党」などと大統領権限を制限する法案を提出、採択していた。
ティモシェンコ連合は2004年に政権交代を実現した「オレンジ革命」の立役者の一人、ティモシェンコ首相が率いており、大統領与党「われらのウクライナ・国民自衛」と連携して多数派を形成していたが、グルジア紛争をめぐるロシア批判に消極的で、与党側と対立してきたとされる。
(産経新聞)