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<貧しいながらも楽しい我が家>教育・医療の無料成果 キューバ革命初期の闘士語る【朝日新聞】
http://www.asyura2.com/08/kokusai2/msg/574.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 8 月 22 日 08:35:50: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10130149056.html から転載。

2008-08-22 08:24:58
gataro-cloneの投稿

<貧しいながらも楽しい我が家>教育・医療の無料成果 キューバ革命初期の闘士語る【朝日新聞】
テーマ:反米/ブッシュ政権批判の動き


7月26日キューバは、1953年の革命の発端であるモンカダ兵営襲撃から55周年を迎えた。この間キューバは米国の経済封鎖とたたかいながら、旧ソ連崩壊後の経済危機を乗り越え、ここ数年は経済成長を回復しつつある。だがその一方、極端に低い賃金や汚職、腐敗、貧富の格差など、今なおただしていくべき大きな課題も残されている。

それでは、モンカダ兵営襲撃に加わったキューバ革命初期の古老闘士は、55年を経てキューバの現状や革命の成果をどのように見ているのだろうか?朝日新聞記事で見てみた。

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以下は「朝日新聞記事情報・G-Search」で検索、転載。

教育・医療の無料成果 キューバ革命初期の闘士語る
2008.08.21 東京朝刊 8頁 2外報 (全829字) 

 キューバ革命の口火となった1953年のモンカダ兵営襲撃事件にカストロ国家評議会前議長らと参加したエルネスト・ゴンサレスさん(76)が朝日新聞記者のインタビューに応じ、「教育も医療も無料になった。我々の革命はそのためだった」と語った。

 襲撃に参加した市民約130人のうち存命の約20人が7月26日に東部サンティアゴデクーバでの革命記念日式典に出席した。ゴンサレスさんもその一人。首都ハバナに生まれ、家が貧しく6キロ先の学校に通うバス代にも事欠く少年期を送った。靴職人になったが、バチスタ独裁政権へ嫌悪を募らせていたころ、カストロ氏の反政府活動を知り、襲撃に加わった。手にした武器は猟銃だけだった。襲撃は失敗し、ハバナに逃げ帰った。

 「革命最大の成果は教育、医療の完全無料化」と語る。300ペソ(約1500円)程度の月収と物資不足で国民生活は困難を極めるが、「我々は豊かさも偉大さも求めてはいない。いまの暮らしに完全に満足している」と言う。

 半世紀余を経たいまも「革命を守る」のスローガンが国中にあふれる。標語に込められた意味を問うと、「子どもが病気にならず、金の心配をせずに好きなだけ勉強できる社会を守ることだ」と答えた。前議長の実弟で2月に就任したラウル・カストロ議長は農業生産の地方分権化など、柔軟な社会主義システムづくりを進める。最も体制に忠実な革命世代の受け答えにも、中央集権や計画経済などについては変化の余地がうかがえた。[サンティアゴデクーバ〈キューバ東部〉=堀内隆]


 ◇キーワード

 <モンカダ兵営襲撃事件> 53年7月、当時弁護士だったフィデル・カストロ国家評議会前議長に率いられた市民約130人が、バチスタ独裁政権打倒をめざして東部サンティアゴデクーバのモンカダ兵営を襲撃するが失敗。恩赦で釈放されたカストロ前議長は襲撃の日付にちなんで「7月26日運動」と呼ばれるゲリラ闘争を展開し、59年にキューバ革命を達成した。

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この老闘士のインタビュー記事を読みながら、帰国した元キューバ亡命者が語った次の言葉を思い出した。

“I hate Fidel Castro, but does that mean I should work in a cafeteria?” she said. “I am 44 years old, and the first and only time in my life I went hungry was in the United States. Here, I live in a four-bedroom house and have a car. Over there, I had to live in an apartment the size of a table.”
「フィデル・カストロは嫌いだけど、だからと言って、カフェテリアで働かなくてはいけないわけ? もう44歳になるけど、飢えを味わったのはこの人生でアメリカに行ってはじめてよ。ここ(キューバ)なら、寝室が4つもある家に住んで自動車も持てる。むこう(アメリカ)じゃ、テーブルのように小さいアパートに住むしかなかった」

Some Cuban emigrants head back home(The Miami Herald)
http://www.latinamericanstudies.org/immigration/cubans-return.htm から


 

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