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http://www.labornetjp.org/news/2008/1218418323198staff01
「反戦の母」シンディ・シーハンさんが立候補へ
レイバーネツトの皆さんへ。
まだ日本のどこにもながされていない情報です。
シンディ・シーハンさんが、べイ・エリア第8選挙区から立候補されます。
かねて彼女がコメントしていた『民主党が大統領弾劾手続きを開始しないならば、
下院議長ナンシー・ペロシの選挙区から立候補する』という言を堂々と実行に
うつされているわけです。
◇今アメリカの反戦運動が、共和党対民主党という構図をこえて、新たな
下からの 流動化をつくりつつあることの象徴的動きでしょう。今週最大の課題
米大統領選・下院選をめぐる注目すべき情報として紹介します。
◇なおこの一報を届けくれたのは、シカゴ・レイバービートのラリー・ダンカン氏。
サンフランシスコ・クロニクル紙の報道から、わかりやすく和訳して下さったのは向井真澄さんでした。両氏に御礼をいいます。
最後にシンディさんあての激励メール先をかいておきました。短文でも
日本からも注目している、という激励をどうかお寄せください。 木村 拝
◇ ◇ ◇
◇サンフランシスコ・クロニクル紙の8日付けの記事によると、反戦活動家シンディ・シーハンの議会選挙立候補が正式に受理されました。彼女は反戦無所属候補として出馬準備を進めてきましたが、先週金曜(8日)、届け出に必要な署名を集めきって議会選挙第8区(サンフランシスコ・ベイ・エリア)立候補者名簿に登録され、この11月4日に投票日を迎える選挙戦でナンシー・ペロシ下院議長と対決することになりました。
◇シーハンの対立候補はペロシのほか、ダナ・ウォルシュ(共和党)とフィリップ・バーグ(自由党)。候補者名簿に記載されるためには10198筆の署名が必要とされていましたが水曜の時点では、署名者の40%が同選挙区外の住人だと判明し、必要数を大きく下回っていました。金曜午後5時の締切に向かって、支持者らはそれまでに倍する努力で取組みを強化し、17000以上の署名を獲得した結果、立候補の資格を余裕で確保しました。民主党ペロシ下院議長は大統領弾劾手続きの開始をしぶり、イラク戦争への反対も不充分だ、としてシーハンによる左からの猛烈な攻撃を受けることになります。シーハンは息子をイラク戦争で失った後、2004年にイラク反戦に立ち上がり、平和をめざす戦没者遺族の会(Gold Star Families for Peace)を立ち上げてイラク戦争に反対して発言し続けてきました。息子の死の理由を説明せよ、と大統領に要求してキャンプ・ケーシー(ブッシュ大統領の別荘近く)に数ヶ月間テントを張っていましたが、そこは平和を求める人々の反戦の意思を示す拠点ともなりました。
追記:この記事はマブイ・シネコープの木村さんがお友達を介して受け取ったメール情報により、ネットで検索して見つけたものです。
◇シンディさんへのメールは下記まで。