★阿修羅♪ > 国際2 > 474.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
少女の遺体の傍で遊んでいた観光客達に非難轟々
2008年07月23日21時42分
新華社ローマ(イタリア):ジプシーの少女2人がイタリア南部の浜で遊んでいるとき、おぼれて水死してしまった。彼女達の遺体は浜辺に1時間も放置されていたという。その数メートル離れたところでは多くの観光客が日光浴を楽しんでいたが、彼らはこのジプシーの少女たちの死に全く無関心だったそうだ。
アメリカCNNテレビの報道によると、事故は19日午後に発生した。同日、12歳と13歳のジプシーの従姉妹がナポリ西部の浜辺でお土産を売っていた。ナポリ地区の大司教によると、彼女達はほかの2人のジプシーの少女と一緒に、お昼休みに海に遊びに出たという。
しかし、イタリアのテレビ局が目撃者の話を引用して伝えたところによると、当時波は荒く、海に人は出ていなかった。浜辺にいた人たちはこの4人の少女が波に飲まれ、助けを求めているのに気づいたという。
地元メディアの報道によると、通報を受けたライフセイバー部門は10分後、現場に到着。少女2人を救助したが、12歳と13歳のジプシーの従姉妹2人はすでに死亡していたという。
少女たちは身分証明書を持っておらず、地元にも彼女たちの身元を証明する情報は登録されていなかった。遺体にはタオルが一枚かけられ、遺族が見つかるまで浜に1時間近く放置されていた。その間、人々はそれまでと同じように日光浴やサッカーを楽しんでいたという。あるカメラマンが撮影した写真では、遺体の近くで携帯電話をかけている人が写し出されていた。目撃者の1人は、「子供達の遺体から数メートル離れたところで皆普段どおり楽しんでいた。目の前で起こったことに、全く無関心の様子だった」と話している。
イタリアメディア、宗教団体、人権団体は21日、こうした観光客の態度を厳しく避難している。
http://news.livedoor.com/article/detail/3742746/