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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000018-yom-int
【ヨハネスブルク=角谷志保美】ロイター通信は22日、アフリカの主要産油国ナイジェリアが、激しさを増す石油関連施設への武装勢力の攻撃により、日量約94万バレルの生産停止に追い込まれていると報じた。これは、同国の生産能力の30%以上に相当するという。
原油利益の地元還元を求める武装勢力は19日、英国・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルの沖合油田を攻撃し、日量約22万バレルを生産する同油田は生産を停止した。同日深夜には米国系大手シェブロンの原油パイプラインも爆破され、日量12万バレルの生産停止となった。
ナイジェリア南部の産油地帯では2006年から武装勢力による石油施設攻撃や石油産業関係者の拉致が頻発。19日の攻撃前から、既に60万バレル以上の生産が停止されていた。