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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008021201000766.html から転載。
【国際】
強制隔離「おわびしたい」 豪首相、先住民に謝罪
2008年2月12日 21時52分
(写真省略)
12日、オーストラリアの議会で先住民の代表の隣に座り、先住民の踊りを見るラッド首相(左)(AP=共同)
【シドニー12日共同】オーストラリアのラッド首相は12日、親子を強制隔離した過去の政策で被害を受けた先住民アボリジニに対し「深い悲しみを与え、おわびしたい」と謝罪する文書を公表した。議会で13日、首相が動議として提出、与野党一致で採択される見通し。
政府がこの問題で公式謝罪するのは初めて。昨年11月の総選挙で勝利したラッド政権は先住民問題を主要政策の1つに掲げている。
1910年ごろから70年ごろまでの歴代政府は「白人社会に同化させる」目的で、白人とアボリジニの間に生まれた子を親から引き離し、白人家庭や施設で養育させた。被害に遭った子どもは約10万人ともいわれ、「盗まれた世代」と呼ばれている。
文書は「盗まれた世代の人たちや残された家族に与えた苦悩や傷を申し訳なく思う」「誇り高い人々に与えた侮辱をおわびしたい」などと、「ソーリー」という謝罪の言葉を3回繰り返した。