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アメリカ民主党大統領候補の決定のレースが混沌としている。
スーパーチューズデーが終わり、予想どうり延長戦に入る。
各新聞を読んだのでまとめておく。
クリントンは、カリフォルニア、ニューヨーク,人口、代議員数の多い州で勝利を収めた。
オバマは、主に、伝統的に共和党の強いところ、そしてプライマリー投票ではなく、党員集会(カウカスス)で決められるところで勝ちを収めた。
クリントンは、女性、そして、ブルーカラー、年金生活者、伝統的な民主党の支持層を手中に収めた。この支持層をオバマの攻勢から守った、だから結果に満足している。特にカリフォルニアでは、ヒスパニック、アジア系の支持が強かったようだ。(なぜ?)
オバマは黒人、若い層。
これからの展開予想
今後、オバマやや有利、そして八月までもつれるとの見方が強い。
理由>
1)オバマは、クリントンの倍の軍資金がある。蛇足だがこのレースのために、クリントンは五億円の借金をした。
2)オバマは、直接投票のプライマリー方式より、カウカススのところで強い。
二月中旬、カウカスス方式によって代議員を選ぶの州がおおい(ようだ)。
3)これらの州は、黒人、若い人、そして高い教育を受けた人が多い、つまりオバマの支持層。
4)今まで、エドワーズ支持の白人男性層が, ヒラリー支持よりオバマ支持に向かう。
三月、大票田のテキサス,オハイオでの決選でクリントンが攻勢を狙う展開になるだろう。
もつれれば、八月の党大会での、投票拘束を受けた州選出の代議員ではなく、スーパー代議員たちの決定いかんになる。
政策面に関しては、あまり違いはない。
最後は、ヒラリーが好き、オバマが好きで決まってしまうようだ。
私は、個人的野心がみえすぎるヒラリーよりは、オバマを買います。
八月までもつれると、漁夫の利を得るのはマッケインか?
しかし、この候補者、共和党の草の根での評判が芳しくないようだ。
共和党候補者にとっては、クリントン組やすしと見ている。
単なる傍観者の作文に過ぎません。
その土地の空気をかぐことなしに、正確な分析は無理だとおもいます。