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(回答先: gataro殿へ 彼は障害者ですから・・・ 投稿者 Ddog 日時 2008 年 9 月 28 日 20:03:03)
金融・経済力による支配、政治権力による支配、軍事力による支配、思想による支配、等々。これらの支配の強度がちょっと強まれば、子供でも「支配されている」と認識できます。
認識困難な支配は、学問的言説による支配です。かなりの教養人や「学者」にも学問的言説による支配を認識できません。認識が困難どころか、彼らは学問的言説を支持、あるいは生産することによって、支配に加担しているのです。
この支配は、誤解を恐れずにいえば、「洗脳」と言ってもよいでしょう。一部の人たちが問題にするMKウルトラだけが「洗脳」ではないのです。
Ddogさんが依拠する精神医学は、非常に露骨に支配に加担していると考えています。人間の精神の様態を細分化して観察し、多少とも支配にそぐわない精神様態に「病名」をつけます。「病名」がつけば、もうしめたものです。「病人」として堂々と管理・支配できるのです。
「病名」を付けられた「患者」は、もちろん簡単に製薬会社の餌食にもなります。
人間精神は、「精神医学者」が考えているような客観的な分析はほぼ不可能です。精神活動は、極めて相対的なものであり、社会関係や精神科医も含めた対人関係などによって流動的に変化します。
関係論的な視点から精神の様態を研究すれば、それは自ずと「歪んだ社会」や「微細な権力作用」、すなわち学問言説による支配にも視線が届くはずです。
いまだ、西洋の支配は強固ですが、強固なのは一部が保有する金融テクノロジーによるもののみならず、学問的言説による支配も強力に作用していることを指摘しておきましょう。