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3月10日11時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090310-00000011-mailo-hok
道警生活安全企画課は侵入窃盗事件の被害に遭った一戸建て住宅の住民に聞き取り調査し、侵入手段などを分析した。その結果、窓から侵入された場合は94%が窓ガラスを破られ、玄関から侵入された場合も70%が玄関の明かり取り窓を壊されていたことが判明。道警は「侵入窃盗を防ぐには窓ガラスの防犯性を高めることが重要」として、防犯対策を呼び掛けている。
調査は、侵入窃盗事件の発生が多い札幌市内の3警察署管内で08年に被害に遭った318件の住民を対象に実施。施錠しなかったり、侵入方法が不明だったケースを除いた103件の住民から回答を得た。
窓から侵入されたのは83件で、このうち43件(51・8%)が窓枠にドライバー状のものを差し込み、ガラスに三角形や四角形の亀裂を入れて取り除き、そこから鍵を外す「三角破り」「四角破り」と呼ばれる手口。また、35件(42・2%)がドライバーなどで直接窓ガラスを割る手口で侵入されていた。
玄関から侵入されたケースは20件あり、14件(70%)は明かり取り用の窓ガラスをドライバーなどで割って鍵を開けられていたほか、5件(25%)は郵便受けや物置に隠していた鍵を使って入られていた。
同課によると、ガラス破りによる侵入窃盗事件を防ぐには、「特殊樹脂フィルムを入れた窓ガラス」を設置してガラスを割りにくくする対策や、「複数の補助錠」「ガラスが壊されると警報音が鳴るセンサー」をつけることが効果的という。
実際、被害者の約8割が被害後、フィルム入りの窓ガラスや防犯センサーを設置するなど何らかの防犯対策を取っていたという。同課は「リフォームや新築する際には、フィルム入りの窓ガラスを取り付けるなど防犯対策を考えて」と注意を訴えている。
【木村光則】
3月10日朝刊