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2月21日18時46分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00000545-san-soci
厳しい不況が続くなか、北海道苫小牧（とまこまい）市のラーメン店主らが２１日、ギョーザを苫小牧の名物にして街おこしを図ろうと、自慢のギョーザを販売する「第１回苫小牧スーダラぎょうざ祭り」を開いた。
ギョーザで全国的に有名になった栃木県宇都宮市にあやかろうという企画で、祭りには地元の女性３人組アイドル「タッチ」が参加して、ギョーザ応援歌「ぎょうざ星人パックン」を披露した。
祭りは苫小牧市の矢嶋翼（たすく）市議（５７）が市内のラーメン店など５店に呼びかけて実現。ＪＲ苫小牧駅前のイトーヨーカドー苫小牧店で２１日、各店がエビやホッキ貝など地元の食材をふんだん使った特色あるギョーザを披露した。
「宇都宮市がギョーザで元気なので、苫小牧もギョーザを地域活性化につなげようとイベントを企画した。北海道は食材が豊富なので、よりおいしいギョーザをアピールできると思う」と矢嶋市議。
祭りには、平成１４年秋に結成された苫小牧市の街おこしアイドル、タッチの３人とサポートグループ「娘（こ）たっち」の２人が参加した。
タッチは市内に住む短大１年のあきみさん（１９）、高３のりえさん（１８）、中３のゆうきさん（１５）がメンバー。結成以来、地元や北海道内で４００回以上のイベントに出演しており、これまでに市内で限定発売された９枚のＣＤが、すべて地元ランキング１位を獲得している“地域アイドル”だ。
「ギョーザのまち苫小牧」を盛り上げようと、２月７日に発売した新曲「ぎょうざ星人パックン」も、市内のＣＤ店では、発売３日で売り上げランキング１位を記録したという。
ギョーザより先に応援歌がブレークした格好だが、祭りに参加した中華料理店「菜香（さいこう）」の店主、辻本春雄さん（６７）は「今は景気が良くないので、ギョーザを苫小牧の名物にして、何とかお客さんを呼び込みたい。５店がみんな努力して特色あるギョーザを作ったので、宇都宮のギョーザに負けないのでは…」と話す。
ぎょうざ祭りは２２日まで。
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