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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/02/21/20090221m_08.html
白老の豊富な食材を盛り込んだ白老駅弁が3月1日に登場する。白老では初めての駅弁で、20日には関係者が出席して試食会が行われた。さまざまな意見が出されたが、第1弾の白老駅弁を成功させようとの思いが寄せられた。
白老駅弁は町内の仕出し業者「創作1心」(波多武光代表)が手がけた。町内の特産品をふんだんに盛り込んだ幕の内弁当の「味の散歩道」。白老粋品に認定されている鮭(さけ)辛子明太(めんたい)やシイタケ、白老牛の煮込みハンバーグ、鮭のチャンチャン焼き、ナンバンエビのフライ、イモ団子など、いずれも白老の食材をふんだんに入れた。中小企業基盤整備機構の支援を受けている。
この日午前11時半からの試食会は、販売へ向けた意見交換会。関係者28人が出席した。波多代表は「白老には山海の珍味がたくさんある。まだまだおいしい作り方が出来ると思う」とあいさつした。「駅弁は冷えてもおいしく、5時間以内に食べてもらうのが原則」(波多代表)とあって、用意された駅弁は午前8時に作ったもの。
味わった出席者からは「緑が少ない」「スイーツがあっても良いのでは」「ハンバーグが固い」「値段をもう少し安くできないか」など、さまざまな意見が寄せられたが、白老では初めての駅弁登場に至った波多代表の心意気には賞賛がおくられた。
白老町商工会の川田憲秀会長は「改善の余地はあると思うが、みなさんで育てていくことが大切」と話し試食会を締めくくった。
駅弁は、この日の意見を踏まえ改善を加えて3月1日からJR白老駅売店で販売開始となる。1食1050円の予定で、販売時間は午前11時から午後2時まで。
(半澤豊彦)