★阿修羅♪ > 地域12 > 155.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
1月4日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000072-mailo-l03
三陸鉄道(山口和彦社長)は、車両や線路施設の老朽化、少子高齢化による乗客減少に対応するため、経営改善計画を改定した。来年度から5年間で11億5800万円の設備投資を行う一方、定期列車を北リアス、南リアスの両線で計5往復削減するなど、2億4400万円の経費を節減する。
計画によると、今年度末で経常損失1億7800万円を計上する見通し。新たに、保有車両を現行20両から4両削減▽JRとの直通運転を4往復から1往復に減少――といった対策を進め、13年度は同1億6100万円まで赤字圧縮を目指す。
一方で、沿線人口流出による通学生と鉄道収入の減少が見込まれ、経常収入は07年度に比べ4%減収する見通し。経常費用も人件費や修繕費などがかさみ、13年度は07年度比6%の増加が見込まれ、経営は厳しい。
併せて、今年度上期(4〜9月)の収支実績が発表され、経常損失は4128万円(前年同期比5423万円減)で赤字だった。経常収入は、2度の大規模地震による定期外運賃収入の減少などが響き、前年同期比8・3%減の2億3404万円。経常費用は、原油高を受けた動力費や車両の経年劣化による修繕費が増加し、同13・7%増の2億7533万円だった。
【山口圭一】