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12月20日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081220-00000053-mailo-l24
名張市出身のミステリー作家、江戸川乱歩(1894〜1965)を顕彰しようと、市が整備を進めていた「乱歩生誕地碑広場」(同市新町)の工事が完了した。約335平方メートルに生誕地碑やベンチなどが設置されており、市民への開放は来年2月1日の見込み。
工事は今年10月に始まり、広場の敷地内にあった生誕地碑を約20メートル移設したほか、広場内には怪人二十面相をモチーフにした飾りを付けた街路灯2本とベンチを二つ設置し、キンモクセイなど10本も移植した。
生誕地碑が建っていた広場の敷地は、元々旧桝田医院第2病棟があり、所有者が04年に市に寄贈した。官民で作る「名張まちなか再生委員会」(田畑純也委員長)は、乱歩の生家を復元した文学館を整備する計画を示していたが、市は財政難で計画を断念。地面をタイル張りにして生家の間取りを示す案なども検討されたが、「今後の整備も考えて、工事は最小限にとどめたい」(市市街地整備室)との意向で砂利を敷き詰めるだけにした。
また、当初は年明けに一般への開放を始める予定だったが、工事に使った進入路の復元が必要になるなどしたため、1カ月ずれ込む見通し。同室は「公園の管理者も早急に決め、2月の開放開始を目指したい」としている。
【金森崇之】
〔伊賀版〕
12月20日朝刊