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選挙:武雄市長選 出直し選、医療争点に 市長リコール派も候補擁立へ /佐賀【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/saga/news/20081122ddlk41010457000c.html
武雄市民病院の民間移譲を巡る問題で、樋渡啓祐市長が21日、辞職した。出直し市長選では、市民病院の民間移譲の是非が最大の争点となる。投票日まで約1カ月の短期決戦が始まった。
辞職は、市民病院の民間移譲に反対する市民団体が目指したリコールへの対抗策。
関係者の一人は、「市議会の21人が話し合った結果。市長は『自分が辞めて収拾を図りたい』と話した」と言い、すでに議会との打ち合わせが出来ていたことを指摘する。
辞職が認められた樋渡前市長は会見を開き、「(市民との)溝を作った責任は私にもある」と述べる一方、出直し選挙を「医療選挙」と位置付け、病院のあり方を市民に訴えるとの意向を示した。
一方、市民から「救急(医療)で助かった」との礼状が届いたとして、市民病院の救急医療の再開が「最も大きな仕事だった」と振り返った。
一方、民間移譲に反対する市民団体「武雄市長リコール推進対策室」がこの日、市選管に提出したリコールの申請は市長辞職で棄却され、同団体も運動を市長選にシフトした。
市民団体によると、出直し市長選候補は数人おり、今後、人選を詰める予定。
同団体の代表者の一人、山田清稔さん(65)は「リコールを待たず市長を退陣に追い込んだのは、市民の力」と強調する。
市民団体は、武雄市民病院の民間移譲白紙撤回を求める開業医や市議らがメンバー。【原田哲郎】
毎日新聞 2008年11月22日 地方版