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周産期センター指定 福島県立医大も医師不足【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20081025-OYT8T00067.htm
東京都内で今月上旬、脳出血を起こして緊急搬送先を探していた妊婦(36)が八つの医療機関に受け入れを拒否され、出産後に死亡したが、受け入れをいったん拒否した都立墨東病院(墨田区)は、妊婦や胎児の緊急医療に対応する「総合周産期母子医療センター」に指定されており、その役割が問題視されている。本県では県立医大付属病院(福島市)が唯一センターの指定を受け、「最後の砦」となっているが、県立医大も医師不足の厳しい状況にある。
同センターは切迫早産などの危険性の高い妊婦に対し、24時間体制で高度な医療を行うことができる施設。県立医大のセンターには、母体・胎児と新生児の病床計23床がある。
墨東病院では当時、当直医が1人しかおらず、受け入れを断ったが、医大によると、医大のセンターには当直医が2人おり、救急搬送は原則としてすべて受け入れているという。
23床の病床が満床になる時もあるが、安定した症状の患者は一時的に別の病棟に移すなどしてやりくりしている。また、今回の事例では妊婦が脳出血を起こしていたが、医大では異変を感じた場合は、院内で当直している脳神経外科の医師に診てもらって対応しているという。
だが、医師確保については、医大も苦労している。医大全体の産科婦人科の医師数は計14人で、2年前の17人から3人減った。
医大では当直や大学の授業などもあるうえ、県内各地からリスクの高いお産が集まる。同大産科婦人科講座の佐藤章教授は「常に緊張を強いられ、現場の医師は疲弊している。医師不足で、いつ崩壊するかわからないぐらい危機感がある」と話す。
県内では医大のほか、比較的高度な医療を行う「地域周産期母子医療センター」が5病院、「周産期医療協力施設」が4病院ある。これらの病院が参加した昨年10月の県周産期医療協議会専門部会では、原則として受け入れを断らず、受け入れられない場合はその病院が別の病院を探すことを改めて確認している。
だが、総務省消防庁の昨年1年間の調査では、妊婦の救急搬送でいわき市で8回拒否された事例があり、深刻な医師不足は県内各病院で解消されないままとなっている。
(2008年10月25日 読売新聞)