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私は、かつて厚生省(当時)直轄の病院に居た事が
有るので、実体験として知って居ますが、官僚や政治家は、
国公立の 病院で、様々な特権を享受して居ます。
例えば、官僚の家族は、医学的必要性が薄くても
国公立の病院に長期間入院する事が出来るし、
そうした国公立の病院に、ニセ診断書を書かせる
官僚も居ます。
(故人と成った某総理大臣の母親が、都内の或る国立
の医療機関に長期間入院して居た事例などは有名で、
その事例は、私も、その病院に勤務して居た医師から
直接聞いて居ます。)
それなのに、一般の人たちは、こうして、医療機関から
締め出されて行きます。
これが、財務省の推進する医療費抑制政策です。
マスコミは、彼ら(官僚、政治家)が国公立の病院で
享受して居る医療特権を報道するべきです。
西岡昌紀
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■銚子市立病院、30日が最後の診療…患者から不満の声噴出
(読売新聞 - 09月30日 03:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=621866&media_id=20
銚子市立病院、30日が最後の診療…患者から不満の声噴出
(読売新聞 - 09月30日 03:07)
千葉県銚子市の市立総合病院(393床)が財政難のため、30日を最後に休止する。これだけの規模の自治体病院が行き詰まったケースはあまり例がない。
市は医師不足を招いた国の施策を非難するが、市の経営姿勢こそ問題との指摘も出ている。再建の見通しが立たない中、転院を強いられた患者から不満の声が噴出している。
「頼りにしていたのに、転院先探しに困った人は多い。再就職が決まらない職員もいる。患者も職員も放り出された」。病院存続を求め、4万人以上の署名を集めた市民団体代表の金秋陸夫さん(62)は怒りを隠さない。
同病院では、7月初めに166人いた入院患者については、今月25日までに市内外の病院に転院してもらった。きょう30日には、16診療科のうち、外来診療を続けている小児科、眼科、精神神経科、脳神経外科の予約患者に「最後の診療」を行う。
大きな懸案として残ったのは、外来1000人を抱える精神神経科の患者の行き先だ。地域の受け皿が足りず、多くの患者に、医療機関名が空白のままの紹介状を渡す事態になっていた。「このままでは大量の医療難民が発生する」という患者の家族たちの声を受け、市は急きょ、県などの支援で10月から、精神科の民営診療所を病院内に暫定的に設置することにした。
同病院元職員の竹内龍雄さん(80)は脳神経外科に入院していた妻(78)を市内の民間病院に転院させた。「慣れた病院にいたかった。市はもっと早く手を打てなかったのか」と首をひねる。
95歳の母親が入院していた野口ひろ江さん(60)は納得いく転院先が見つけられず、今月13日から自宅で母親に付きっきりで介護している。「朝夕にチューブで入れる食事に6時間かかる」と野口さんは苦労を口にする。
市は今後、医療法人などに経営を代行させる「公設民営」や、民間譲渡での再開を目指すが、道のりは険しいとの見方が大勢だ。(社会部 小林直貴、千葉支局 木村勇、赤津良太)