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医療の中身分かる明細書、全国立病院で無償発行へ【朝日】2008年9月13日7時26分
http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY200809120147.html
国立病院機構は12日、運営する全国146病院で受けた医療の中身が詳しく分かる明細書をすべての患者に無償で発行することを決めた。明細書の発行は4月、「医療の透明化」を目的に義務づけられたが、400床以上の病院に限られ、実施は一部にとどまっている。今回の導入で明細書発行に弾みがつきそうだ。
明細書は、診察や検査、投薬などの項目ごとに医療費の診療点数を記載するもの。外来、入院とも会計の際に、すべての患者が領収書と一緒に受け取ることになる。機構によると、福岡、宮城の2病院で9月中にも発行を始め、年明けから段階的に全病院に導入する。
明細書の発行は、医療情報の公開を求める患者団体などの要請を受け、今春の診療報酬改定で400床以上の病院での義務化が決まった。だが、希望する患者に対象が限られ、病院側が手数料を請求することも認めたことから、国立病院機構の病院も含め、すべての患者に無償で発行する病院はほとんどなかった。このため、患者団体からは無償発行を求める声が高まっていた。
厚生労働省直轄の国立高度専門医療センター(ナショナルセンター)の計8病院では4月から、すべての患者に無料で明細書の発行を開始。厚労省は、国立病院機構の全病院に対しても、患者に無料で明細書を発行するよう求めていた。(野瀬輝彦)