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歯科医療切り捨ての証拠資料3(OECDの資料)から、OECDの資料からは国際水準からみた日本の歯科医療費は、1/2.3しか支払われていないことが判りました。http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/321.html
また、歯科医療切り捨ての証拠資料2(日本の厚労省の資料)からは、グラフに有る1990年からの日本の医歯薬の医療費総額のうち歯科だけが増加が認められないという異常な結果が確認されました。http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/320.html
歯科医療切り捨ての証拠資料の歯科治療費の価格が欧米諸国と比べて一ケタ違っているほど異常に安いことから明らかです。
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/319.html
海外のデータからも、日本のデータからもその異常さが浮き彫りになったわけです。歯科だけは以下のようなやり口で何十年にわたり、厚労省の巧みな操作により低く抑えられ続けてきたのが現状です。
歯科用貴金属の価格を改定?10月から 厚労省+αの虚構
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/317.html
小狡い村役人とお人よしの彫金細工師の話--歯科医師のたそがれ-- 歯科保険点数のからくり
http://www.asyura2.com/08/hasan57/msg/723.html
仮に、OECDのデータから導き出された国際水準の歯科治療費を日本に当てはめてみますと、500億米ドルになります。これを日本の厚労省の描いたグラフに当てはめますと、なんと歯科治療費が本来描くべきカーブが描き出されます。やはり、日本の歯科治療費は厚労省の作為により低く抑えられていたのです。おまけに、この春の改定でGTRという歯周病の手術が保険に組み入れられましたが、この価格もご多分に漏れず一ケタ間違っています。こんな異常な保険点数を歯科に対して押し付けてきたのが厚労省です。歯科医療費を正常に戻すには少なくとも3倍の歯科治療費に改正するのが厚労省の責任です。それも保険が効くようにしてです。眼科のレーザー治療は20万円でも保険がきくわけですから、歯科のインプラントも相場の価格で保険をきかせてもおかしくないはずです。
また、このような歯科に700億円の医療費削減を押し付けたものだから「コンビニより多い.. ワーキングプアー」等というキャンペーンをマスコミにはらせたのも厚労省でしょう。歯科医院が多数つぶれると想定してのことでしょう。ところがどっこい、人口あたりの歯科医師数ではイタリア、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、カナダ、日本のなかで日本は仏国と同じく5位6位なのです。つまり今が適正数なのです。
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/277.html
歯科治療費の意識に対する国民の意識、はては、このことを知らない歯科医師の意識を変えていくことに厚労省は重大な責任が有る筈です。 たとえて言うと、家を建てる際、大工さんは鋸と金槌(小さな道具)で立派な家を建てます。使っている道具ではなく、その技術に数千万円を払うわけです。その大工さんに、「家を建ててくれて有り難う、使ったのは鋸と金槌だからその代金+手間賃を支払いますよ」と言ったらどうなります。それと同じで歯科は、その道具代さえ充分にもらっていないのが現実です。それが、当たり前に思われている事が一番おかしなことなのです。