★阿修羅♪ > 医療崩壊2 > 290.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
全文
http://archive.mag2.com/0000074979/20080731163855000.html
私はこの会の開始直前に、文化会館の隣にある銚子市立総合病院を訪れていま
した。この病院はつい3週間ほど前に、岡野市長によって9月に病院業務を休止
すると発表されていたのでした。
銚子市立病院の経営に最大の影響を及ぼしたのは、新臨床
研修制度の発足によって、常勤医が1/3に減ってしまったことでした。新制度
の導入によって医局制度のしがらみから解放された医師が待遇の良い病院に集中
して、地域の病院はことごとく医師不足に陥ってしまっています。
既に午後6時を過ぎていましたので、病院の一般業務は終わっていましたが、
庶務課では職員のみなさんが会議中でした。激励を申し上げて帰りがけに、3人
の看護師さんにお会いしたので、「看護師さんたちも減ってしまっているのです
か?」と伺ったら「いえ、私たちは最後まで一生懸命頑張ろうと思っています」
と健気な返事を戴きました。頑張っている職員のみなさんのためにも、そして何
よりも患者さんたちのために、政治が引き起こした医療危機を救わねばならない
と強く感じたところです。
昔はお医者さんと言えば地域の富裕層の代表でしたが、今では必ずしもそうで
はありません。とくに病院の勤務医は過酷な環境におかれています。
政府は財政再建のためには聖域はないと社会保障にまで大きく食い込んで、
医療費の削減や後期高齢者医療制度を行いましたが、実は日本の医療費は先進国
と比較してもGNP比で決して高くはないのです。高額な医療機器や薬剤が他国
と比べて極めて高いことなど、医療費の無駄は正さなければなりませんが、真に
必要な医療にはもっとお金をかけるべきなのです。
同じことは介護制度にも言えます。介護を必要とする高齢者の数は今後10年
間で200万人以上増えますので、介護労働者は50万人ほど増やさなければな
りません。ところが、介護の人材を養成する学校に人が集まらず、それどころか
毎年20万人以上も介護離職者が出ています。なぜでしょうか。それは、過酷な
介護労働に見合う介護報酬が支払われていないからです。
介護報酬を3%加算すべしとする法案を前国会に提出しました。この法案でもまだ不十分とは思いますが、介護と言う崇高な仕事に若者たちがもっと前向きになっていただくためのインセンティブになればと考えます。
官僚の天下りを廃止して無駄をなくして、国民の命と財産を守ることに貴重な
税金を使おうではありませんか。こんな当たり前のことが出来ない時代遅れの政
権を早く交代させましょう。あなたのために。
鳩山代議士が7月3日のメルマガで触れた、年金支給の件で困っている在日ロ
シア人の話です。彼は旧ソ連外務省時代から日露関係の友好発展に寄与し、その
後日本の二つの大学で教鞭をとって現在に至るまで12年が経ちます。この間、
年金はもちろん保険料も住民税もきちんと納税してきました。昨年65歳になっ
て年金資格の申請に行ったら「在留外国人は65歳になる二日前までに永住権を
取得していない限り年金受給資格がない、日本の法律で決まっている。」と言わ
れ愕然とした訳です。
その彼から電話がありました。「ハローシャヤ・ノーボスチ(朗報だ)」とい
うのです。過去の不服審査において不支給決定を取り消した中に、中国残留孤児
の夫人に係る案件があり、これが彼とほぼ同様の事例と認められ、年金資格が認
められそうだというのです。
関連
政府が煽る財政危機は自作自演のウソ。米国要求で小泉内閣が構造改革と称した緊縮財政強行による不況が元凶 日本医師会
http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com/log/2ch/newsplus/mamono.2ch.net/newsplus/kako/1209/12099/1209994673.dat