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http://ssd.dyndns.info/Diary/2008/04/post_654.html#comments
まず、引用
後期高齢者医療の診療報酬 医師の8割反対
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080426t13036.htm
中略
◎「高齢者を差別」 制度の中止訴え塩釜で集会
後期高齢者医療制度の中止、撤回を求める集会が25日、塩釜市の坂総合病院で開かれた。
同病院が主催し、医療関係者ら約150人が集まった。今田隆一院長が「後期高齢者医療制度は国が支払う医療費を圧縮することだけが狙いで、世界に例を見ない高齢者差別だ」と制度の中止を呼び掛けた。
高齢者代表として塩釜市の菊地誠太郎さん(82)も「(現役時代は)高齢者の医療費無料化の運動にも携わった。老人は社会の発展に貢献したのだから敬愛されるべき存在だ」と訴えた。集会では他の医療機関からのアピールも読み上げられ、制度の即時中止を求めて気勢を上げた。
引用終わり
ssd's 本文
老人がアプリオリに尊重されるべきという主張は用いられ方によっては、非常に硫化水素なみに鼻につく。
臆面もなく、「自分がこの繁栄した社会を作った」と言い放つ老人がどれだけ妥当性を持つのか。
殆どの人間は、時代の趨勢に流されて過ごしただけであろう。
何の気なしに、戦後の平和の時代に生まれ、すでにあった学校に通い、進学し、就職し、家庭を持ち、老人になった。
戦後の民主社会の果実を享受し、莫大な国債で振興された景気から利益を得て美田どころか莫大な借金を残す、賦課方式で払った以上の年金をもらう。
「その年金から医療費まで払えと言うのか人でなし!!」
そんな叫びを、ハケンやフリーターの若者がどう聞くのか、少しは考えた方がいい。
「こんな社会にしたおまえら老人たちが憎い」
まだ、そこまでの罵倒を聞くことはそれほど無いだろう。
しかし、硫化水素で自殺するような若者の嘆きが怒りに変わったときに、為政者はかならずその矛先が老人に向かうように工作するぞ。