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ministry risk  「後期高齢者医療制度? 勝手にやれう゛ぁ?」
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/159.html
投稿者 どっちだ 日時 2008 年 4 月 21 日 14:03:20: Neh0eMBXBwlZk
 


---ssd's Diary から転載----------------------------------------------------
http://ssd.dyndns.info/Diary/2008/04/ministry_risk.html


ministry risk

By ssd on 2008年4月21日 09:45

====sankei=====================================================================
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080420/acd0804200244001-n1.htm

【断 久坂部羊】診療報酬改定が招く危機

 平成20年度の診療報酬改定が発表された。私は在宅医療専門のクリニックに勤めているので、その関連の項目に着目したが、改定の内容を見て驚いた。
 在宅医療には、24時間対応を含む総合的な診療の費用として、「総合管理料」という項目がある。いわば1カ月分の基本料である。それが有料老人ホームなどの施設に入っている高齢者の場合、これまでの4200点(4万2000円)から3000点(3万円)に下がっているのだ。
 同様に、特定施設に入所している患者への訪問診療も、1回830点(8300円)から一挙に200点(2000円)に下がっている。こんなバカな値下げ幅があるだろうか。これまでと同じように往診しても、4分の1以下の診療報酬になるのだ。
 政府は社会的入院による医療費削減のため、施設入所者を含む在宅医療の導入を進めてきた。そのため在宅医療が優遇されてきたのは事実だ。しかし、今回のような極端な切り下げをすれば、せっかく根づきかけた在宅医療が、立ち消えになりはしないか。
 今回の切り下げは、施設の入所者が対象で、自宅で在宅医療を受ける患者は除外される。施設の高齢者を多く診ている医師の撤退が危ぶまれる。理由の説明もなく、いきなり診療費を大幅にカットされて、それでも患者を見捨てない立派な医師は、どれだけいるだろうか。
 医師として使命感は失うまいと思いつつも、現場にいる者の無力さを痛感せざるを得ない。(医師・作家)
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国際投資の基礎概念としてcountry riskというものがある。


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http://www.gaitame-j.jp/glossary/ka/0082.html

カントリー・リスク
[Country Risk]
海外に投資したり融資したりする場合に、その対象国の信用度がどの程度あるのかを表すもの。
国民一人当たりの国民所得や外貨準備、国際収支、政治の安定度などを判断基準として、その国の債務返済能力の程度を判断します。
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政情不安な国はクーデターなどが煩雑に起こり、経済制度がしっちゃかめっちゃかになり投資計画も狂う。
しかし、そこに暮らす人々は、したたかにそうした現実と折り合いを付けて生きている。
例えば、タイなどこういうコピペがある。


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タイ式クーデター式次第
1)開会
2)決起部隊による首都制圧
3)国王陛下に対する忠誠の誓い  ←今ここ
4)決起部隊指揮権の奉還
5)国王陛下のお言葉
6)総選挙の布告
7)閉会
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首都に戦車が進駐し、その回りで子供が遊んでいるTV中継があったりしたことなど記憶に新しい。

医療機関を長年運営する経営者の心理というものは、そうした庶民に近いものがある。
country riskならぬ、ministry riskとでも言おうか。
厚労省の伝統の「ハシゴ外し」にはもう慣れっこ。
そんなministry riskを理解しないで、痛い目にあったのがコムスンだろう。
鼻息荒く、民間の活力(wを導入すれば介護業界制覇できるぜとか言って数年後に涙目。
長年この業界にいた経営者はほら見たことかと影で笑っている。
しかし、そうした非健全の市場には、まともな経営者は参入しようとは思わない。
少し足りない人間だけがコムスンの轍を踏むのだ。
つまり、この人(wwww>久坂部羊
数年前に在宅診療のバイトをしばらくやったことがある。一回そこの経営者と宴席でお話ししたときに、

「いやー、今は在宅診療がバブル状態ですから。あと何年こんな状態が続くか分かりませんけどね」

とおっしゃっていた。
こういう人はまさに政変に慣れた庶民の感覚であろう。
おそらくこの先生は投下資本を既に回収しきっていることは想像に難くない。

こういう担当官庁のダッチロールと、庶民側の諦念と対策が定着すれば、

「後期高齢者医療制度? 勝手にやれう゛ぁ?」

という現状になるわけ。

さて、しかし、この介護や医療といった、今後市場規模が増大することがわかっている果実を優秀な資本家達が黙ってみているものか・・・。
そこで、上医が国を医すがごとく、エライ経営者さんたちは、市場自体を支配するルールの方を変えようとします。
資源はこんもりあるのに政情不安で手が付けられない国があるなら、安定した傀儡独裁政権を作ればいい。
厚労省が商売の邪魔なら、厚労省の権限を亡き者にすればよいと考える。
そうすると、混合診療だのを画策する勢力の意図は見え見えですな。


Comments


nyamaju said:

>久坂部羊
友達、いないんだな・・・・・・・
2008年4月21日 11:15


麻酔科医 said:

そぐわない
の人ですね。いざ、自分の収入が削減されて涙目ってこと?
2008年4月21日 11:21


ちゃぶ said:

>いざ、自分の収入が削減されて涙目ってこと?

この程度の知名度のひとが作家専業で喰えるはずもなく、実態はドロッポ医としての捨扶持がメインの収入源だったんでしょうねえw

頭悪いから歴史(厚生省行政のクレジットヒストリー)に学ばず、直撃されてようやく身にしみると。
2008年4月21日 12:34


近畿地方医師 said:

皆さん厳しいですね。
彼はもう本業は作家、医師の方が兼業であり、ドロッポというべき存在です。
私は彼を医師側のスポークスマンとして活用すべきではないかと思うのです。彼もそうしたいように私には思われるのです。彼に医師側の情報を入れてやれば、文章にする能力はあると思いますよ。少なくとも渡辺淳一やTV芸者となっている医師免持ちよりは。本来は医師会がすでにやっていなければならない仕事なんですけどね。
というわけで私個人の意見としては彼には大統領、総理大臣としては無理でも、宣伝相としては利用価値があると思っています。
2008年4月21日 12:34


nyamaju said:

そんなに作家としての知名度あります?
2008年4月21日 13:02


Seisan said:

小児科領域でも、4月から突然「小児特定疾患カウンセリング料」算定基準からぜんそくが外されてしまいました。

これ、アレルギーを多くみている先生方に直撃してますが。
もちろん、病院・診療所関係なく。

小児医療にも厳しい改訂でしたね。
ま、いずれ外されると予想はしてたし、「小児科・産科医療への重点配分」なんてたわごと、はなから信じてませんでしたから(5分ルールの時点で)大丈夫なんですけどね。
2008年4月21日 13:13

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