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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/04/16/20080416m_02.html
すべての75歳以上を対象に今月からスタートした、後期高齢者医療制度(通称・長寿医療制度)で15日、保険料の年金からの天引きが初めて行われたが、室蘭市には1日100件を超える問い合わせの電話が殺到、市民からは不満や不安の声が上がっている。
同市保険年金課では1、2月にかけ、住民説明会を市内9カ所、計16回にわたり開催したが、これまでも1日平均4、50件の問い合わせがあった。
しかし、仮徴収額決定通知書が届いた今月8日以降、以前の保険料との上下にかかわらず1日平均100件を超える問い合わせが殺到。
社保庁から引き落とし通知が届いた14日は136件、15日には143件に跳ね上がり、担当職員が総出で応対に追われた。内容は保険料額の算定根拠を尋ねるものがほとんどという。
この日、同制度をテーマに開催された室蘭・中島地区無料循環バス運行・年金セール協賛「暮らし生き生き・お元気講座」(室蘭民報社主催)の参加者や大型店での買い物客の感想もさまざま。
81歳男性(港北町)は「もっと分かりやすく詳しい説明がほしい」と情報不足を指摘。73歳と75歳の夫婦(宮の森町)は「夫婦で保険が違う煩雑さなど年寄りいじめとしか思えない。国は年金もきちんとしていないのに」と納得のいかない表情だった。
82歳女性(港北町)は通帳記入を終え「4月から天引きとは知らなかった。ひと月2100円だが介護保険料もあるし私にとっては高額」と嘆いていた。
83歳男性(中島町)は、保険料額は若干減ったが「収入は増えなくても保険料はそのうち上がるのでは」と同制度の将来運営を疑問視。
74歳女性(輪西町)は「今は息子の保険に入っているが、いずれ自分で保険料を払うとなると心配でたまらない」と不安げな表情を見せていた。