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「【予算の裏側】肝炎協議打ち切り・与野党協議会解散・「与党の意思統一」出来ず。
うーん、コレは一体何があったのでしょう・・・。
肝炎問題です。民主党・家西悟議員がこのようなことを「Yahoo!みんなの政治」に寄せて下さいました。
「自公肝炎協議打ち切り、与野党協議会は解散 2008年4月5日
昨年12月上旬に与党から民主党の肝炎医療費助成法案と与党案の一本化について協議の申し入れがありました。しかし、3ヶ月たって「与党内をまとめられなかった」という理由で協議の打ち切りが行われました。
ひどい話です。「やるよ!やるよ!」と言って、年度末ギリギリになって「できない」と返事してくる。しかも、総理が、道路問題で緊急会見した、あの同じ日に通告してきたのです。国民の目が肝炎問題に注がれないように、マスコミ・記者の頭取り取材も拒否するなかで協議会の解散が行われたのです。
民主党は、あくまで肝炎治療は国の責任で行うべきで、そのために患者の医療費負担の大幅な軽減やインターフェロン治療が効かない患者や、またB型肝炎患者への医療費助成を行うという法案を提出し審議していた。
これを与党が拒否した以上、私たち民主党は肝炎患者の人命救助最優先の立場から、粛々と参議院で民主党案の審議・採決を行って衆議院へ送り採決する方針です。」
http://seiji.yahoo.co.jp/giin/minshu/000015/activity/20080405.html
・・少なくともメディアでこの話題を見たことはありません。もしどこか取り上げているメディアがあったらご紹介下さい。お願いします。
この件については与野党とも法案を提出しています。
肝炎対策基本法案 与党案
http://seiji.yahoo.co.jp/gian/0169016801008/index.html
特定肝炎対策緊急措置法案 民主党案
http://seiji.yahoo.co.jp/gian/0169016802004/index.html
では、どちらがより多くの患者を救済できるのか?原告の方に聞いてみることにします。
福田衣里子のブログ3月29日より一部引用します。
http://blog.livedoor.jp/ennriko555/archives/2008-03.html#20080329
「約束したのにー!
1月15日、総理と面談し、「私たち薬害肝炎だけでなく、一般肝炎対策に向けた法案を一日も早く成立させてください。国民病となった責任の一端は国にあるのですから。命を守ってください。」とはなし、総理も「これは国に責任があるのだから、一日も早い対応、恒久対策が必要と感じている。与党、政府をあげて取り組む。」とお約束頂き、
すでに、与党からも民主党からも法案が出ていました。
そして与野党肝炎協議を行っていたはずなのに、解消されました・・・
与党の肝炎対策基本法案と民主党の肝炎医療費助成法案について、昨年12月上旬、与党より1本化について協議の申し入れがあり、民主党は肝炎医療費助成法案の採決を見送ります。
両法案の最大の違いは、インターフェロン治療自己負担額にあり、所得に応じて、
与党案では1,3,5万円。民主案では0,1,2万円。
民主案の方が、インターフェロン治療を受けられる人が、1〜2万人増えると見込まれています。
この度、与党より、一本化の目途がたたないと最終の回答があり、協議会が解散になりました。
話し合いたいといいながら、解消といいだし、もう4月だから予算措置始まりますって話ですか?それであれば、12月上旬に民主案を採決していたら、法案が成立し、肝炎患者は安い自己負担でインターフェロン治療を受けることができたかもしれない。
結果的には4ヶ月間、引きのばしていただけなんじゃないかと思ってします。
命がかかった問題で、一日、一日が大切だってことを、なんでわかってもらえないのか。
私たち原告も法案成立のために、これからも頑張ります!
法律でなく、予算措置じゃ、来年度から、無い袖はふれぬといわれかねないと思ってしまいます。」
以上、引用終わり。
それでどのような「予算措置」なのかはコチラhttp://blog.livedoor.jp/ennriko555/archives/2008-04.html#20080403 をご覧下さい。
どうですか、患者の希望を見事に裏切り、蓋をするこの姿勢。
最低だと思いますね。与党内というより「厚労省」と「財務省」、そして「与党」の調整がうまくいかなかったのではないか、と思ってしまいます。
与野党協議、結果はこうなるんですね。やらない方がいいのではないでしょうか。
「期待させて裏切る」くらいなら最初から「裏切って」おいてもらった方が、後から受ける傷は小さいでしょう。
片方でこういうことをやっておいて、もう片方で首相が「野党が協議に応じてくれない」では、説得力が無さすぎますし、マスコミも甘い。
報道されるのは「首相」の発言のみ。フェアじゃない、と思います。
国民の生命を守ることを「放棄」した「与党」に「国民のため」と言う資格はない。
野党は速やかに参議院で成立させ、衆議院に送るべき。衆議院与党の対応が見ものだ。」
http://blogs.yahoo.co.jp/b_z_fun_seiji_3/18296208.html