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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008040902002403.html
【社会】
日野市立病院 医師不足で出産不能 6月から妊婦223人を他院へ
2008年4月9日 夕刊
東京都日野市の同市立病院で小児科常勤医師が六月に退職し、同月から出産ができなくなるおそれがあることが九日、分かった。同病院は、出産を予定している約二百二十人を対象に十一日、説明会を開き近隣の病院紹介などの対応を説明する。
同病院の産婦人科には常勤医が三人いるが、出産は産婦人科、小児科、助産師、看護師のチームで行っており、同病院は「小児科医不在の出産は困難」としている。このため、同病院で六月から十一月までに出産を予定している妊婦二百二十三人を東海大医学部付属八王子病院(八王子市)や稲城市立病院など近隣の病院や産婦人科開業医に紹介するという。同病院によると、小児科医が今年二月に退職の意向を病院側に伝えたため、後任を探したが見つからなかったという。近隣病院での受け入れについて、同病院事務部は「正式な取り決めはこれからだが、話は進めている。妊婦の希望にも沿えるように紹介していきたい」としている。
八王子病院の産婦人科は飛び込みの診療は受けずに予約制を取っており、「具体的な話は聞いていないが、妊婦さんも心配だろうし、早急に対応する必要がある」と話す。年間約九百人の妊婦を診療する稲城市立病院は「出産だけでなく妊娠期間中の診療を考えると、受け入れる側の負担は小さくはない」としている。