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田母さんのことを書いたついでに、こんなことを考えた。
太平洋戦争時、相手側から日本の軍隊を評するに
「兵は一流、将は三流」とか言われたんだってね。
初めてこの言葉を知ったとき、日本人自体は優秀なのだが、指導者がまったくだめなのだと
解釈し、やっぱりそうなのかと納得していた。
記憶が定かでないので詳しく書けないのだが、古代中国の兵法家にこんな言葉があったような、
「平時には、兵を使うに厳師のごとく、父母のごとく、兄弟のごとく敬って扱え
戦時には、兵を使うに塵芥のごとく扱え」
戦略、戦術は時代とともに変わるだろうが、兵隊同士が戦う場面においては、
状況は今も昔もあまり変わらないのではないだろうか。
兵法家の言葉を知ってから「兵は一流、将は三流」の私なりの解釈はこうだ。
「兵は一流」は塵芥のごとく扱われても、命令された事に従う。つまり奴隷状態によく耐える。
「将は三流」は容易に奴隷状態に甘んじる人々からは、ろくな指導者が出てこない
しかし、自分の置かれている立場の理不尽さや、お上の出鱈目さや無能さを知れば
奴隷だって腹が立つ。奴隷状態に置かれても何も感じないのは、それが当たり前
だと言う錯覚に陥れておくこと。その為には情報操作や、情報遮断が使われるのだろうね。
自民党政治がこれほど長く続いたのは、私たちに真実が伝えられてこなかったからに違いない。
「メディアがもっと真実を伝えていたら、自民党はとっくにつぶれていた」との投稿をしてくれた人がいたが
本当にそう思う。
民主党が政権をとってもうまく政権を維持できるとは思わないし、世の中が劇的に良くなるとは思わない。
私が民主党に望むことは、ただ一つ。情報開示の制度を確立して(記者クラブなどもっての外)
私たちに判断させてほしい。それだけでも私は民主党を評価する。