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(回答先: 何故、元厚生事務次官なのか? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 11 月 25 日 22:10:24)
ワヤクチャさん、レスどうもです。 容疑者には隠された「陰謀」がある、といったたぐいの空想には興味がありません。 容疑者の論理は彼が語ったことそのものであると考えて矛盾がありません。私刑の相手先を間違えてはいますが、それは彼の思い込みによるものでしょう。常人の考えでは動機がはっきりしないと思うのは無理はありませんが、親や周囲の人が語った容疑者のこれまでの人生上のエピソードから、動機は了解可能なものとわたしは受け止めました。 恐喝などで生計を成り立たせていたとしたら今まで被害届けが出ていないというのは不自然ではないですか、ということですが、被害届が出せない状態にある、ということも考えられます。この点についてはどのような断定もできないということです。 容疑者がどうやって生計を立てていたかについては、金に困っていたという関係者の話があります。生活資金の入手方法については当然重要な捜査対象でしょう。 犯人にし立てあげる為の物語作成を小泉と作っているのではないか、という疑念については最初に述べた通りです。気をつけなければならないことは、「疑い出したらきりがない」ということです。陰謀論を持ち出さなくとも根拠さえ判明すれば陰謀論は不要です。なおかつ、根拠が不明であったとしても陰謀論に頼ることはできるだけ避けなければならないことです。一旦、陰謀論に頼り出すと歯止めがなくなります。そこが陰謀論の怖いところです。たとえば警察が犯人をでっち上げるときのメカニズムと、陰謀論に頼ろうとするメカニズムはとてもよく似ています。 足のサイズと靴のサイズが違うという情報はどういうことか分からないので判断できません。 父親に送った手紙を父親が公開しないのはいいとしても警察があきらめるという事に納得できません、ということですが、父親にとって公表したくない内容が書かれているから公表しないのでしょう。警察がその手紙を入手するには父親に対して裁判所から押収令状を取らなければなりません。警察があきらめていると断定するのは速すぎるのではないでしょうか。 昔、革マル派は中核派からの内ゲバ襲撃を、実行しているのは中核派ではなく、中核派に扮した国家権力だ、と主張しました。革マル派への襲撃は国家権力の陰謀だ、という主張です。陰謀論を主張することは主張するものに一定の正当性を与えます。安易な陰謀論への傾斜は現に慎むべきだと思います。 ただし、わたしは陰謀論全てを否定するものではありません。念のため。 |