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今回の不当弾圧は、一定の広がりを獲得してきた反貧困の運動に対する権力側の恫喝と見ることができる。反貧困ネットワークを中心とした反貧困の大衆運動は新聞社会面で大きく取り上げられるまでに発展してきた。この運動が麻生首相に対する批判とこれ以上の大衆的広がりを持つことを恐れた権力が見せしめ的に行なった弾圧といえる。
権力はあらかじめ逮捕することを目的に行進を黙認した。逮捕の理由は何でも良い。権力側が逮捕したいと思ったならどんな理由をでっち上げてでも逮捕するのが権力だ。地下的サリン事件直後、事件に無関係なオウム信者に対する微罪逮捕、でっち上げ逮捕と同じことが行われている。記憶に新しいところでは自衛隊官舎への政治ビラ配りでの逮捕事件などがある。
そしてマスメディアへの情報操作とそれを垂れ流すだけしか能のないマスメディアの報道によって、反貧困運動へのマイナスイメージを権力は振りまこうとしている。権力側は反貧困運動を潰そうと決めた可能性がある。もしそうなら、今後もこのような弾圧が続くことになる。
権力の弾圧に屈することなく、反貧困運動の大衆的広がりを獲得できるかどうか、今後は困難な戦いが予想される。