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(回答先: 1年間で250兆円の資産の消失とは、何のことかえ? 投稿者 藪素人 日時 2008 年 10 月 25 日 15:14:25)
>藪素人さん どうもです。
わざわざ、雑談版という場所で質問されているのですから、Kの考えを書いておきましょう。
インフレという経済の状況がありますが、それは通貨・紙幣の価値が下がることです。
ジンバブエの場合ですと、昨日、100円で買えた食料が、次の日には200円出さないと買えなくなっているような状況ですが、それがインフレの症状です。
人間は基本的には、物物交換で物を手に入れますが、品物を持ち運ぶのは大変なので、通貨・紙幣という「品物の代用品」が出来たわけです。
で、人間はその通貨・紙幣の代替え品として、有価証券というものを作ったわけですが、そのうちの一つに株式証券というものがあります。
これは、基本が500円だったと思いますが、実際には「その時の時価」で「お金を交換する」というものです。
で、ある株式証券は、今日、お金に換えれば「17,000円」と換えられるとします。
で、それが100枚あれば、換金すれば「17,000,000円」になって、自動車が買えると思っていて、数日経ってみたら「この株券、今、換金すると800,000円だよ」ということになっていたという状況が起こったわけです。
つまり、実際には電子証券でしょうが、日本人の持っていた株式証券の「資産的価値(監禁した時の受取予想金額)」が下がったので、【資金が消失】という表現になったわけです。
理解できましたでしょうか?